...彼女とは前篇と後篇でまったく違うものになってしまった...
...小説の後篇に進む前に、前篇のあらすじを復習した...
...この小説は前篇と後篇があるが、私は後篇の方が好きだ...
...勉強の前篇は基礎理論の勉強だったが、後篇は応用的な内容になる予定だ...
...映画の後篇が始まり、観客たちは興奮を隠せなかった...
...後篇の電磁気感応の発見の所で述べるように...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...「暗夜行路」の後篇はこの同氏のテクニイクの上にも一進歩を遂げてゐるものであらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...後篇は他日を期する事とすべし...
芥川龍之介 「路上」
...通俗社會主義(堺利彦著)七花八裂(杉村楚人冠著)兆民先生普通選擧の話(西川光二郎著)近世社會主義史(田添幸枝著)社會學講義(大月隆著)良人の自白(小説)前篇及後篇(木下尚江)社會主義神隨(幸徳秋水著)同年九月十九日東京朝日新聞の左の如き記事あり...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...――前篇後篇を通じその意味にて御覧を願う...
泉鏡花 「婦系図」
...本書特に後篇はまだ多分に引用に終止する自然弁証法の概説か序論かであって...
戸坂潤 「読書法」
...好奇の粋客(すいきゃく)もしわが『矢筈草』の後篇を知らんことを望み玉はば喜楽(きらく)可(か)なり香雪軒(こうせつけん)可なり緑屋(みどりや)またあしからざるべし随処の旗亭(きてい)に八重を聘(へい)して親しく問ひ玉へかし...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...自然と悪風儀うつるなり(傍廂後篇)...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...――煤煙の後篇はどうもケレンが多くつて不可(いけ)ない...
夏目漱石 「『煤煙』の序」
...後篇は第一詩集「月に吠える」の拾遺と見るべきである...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...松葉に光る 詩集後篇この章に集めた詩は...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...一時喧伝(けんでん)された奥州佐久間の孝女お竹なる者が生仏として霊験をあらわすという談(はなし)を前篇四冊後篇三冊に編んだもので...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...昭和篇という前後篇二部の形になってしまった...
火野葦平 「花と龍」
...二は「ガラマサどん」の前後篇を抜萃して出し...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...後篇においては大半つかわせて頂けることになるだろう...
正岡容 「小説 圓朝 あとがき」
...寛政暦作製のときに支那の『暦象考成後篇』によりて楕円軌道の説を採用した前後の頃から...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...「広場」の後篇なのですものね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...後篇が出ないでしまったが...
柳田国男 「故郷七十年」
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