...彼との話の後段で、その計画を決めよう...
...文書の後段に、注意事項を記載しておきます...
...スピーチの後段で、感謝の意を表明しました...
...昨日の会議の後段で、新製品の発表がありました...
...就職活動の後段で、面接の日程が決まった...
...その奏状の後段には...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...其後段々殖えて来て...
高浜虚子 「発行所の庭木」
...後段に述べるが如く...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...此事に付きては後段(こうだん)別(べつ)に述ぶる所有るべけれど...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...後段(こうだん)にも斯(か)かる例(れい)しば/\あるべし...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...それは前段階と後段階とを媒介する契機としての微分点に...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...その後段々判って来たのである...
戸坂潤 「社会時評」
...此墨本は其後段々に其數を増加して...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...第二の要件たる字句の校定は、本文即ち地名官名人名等の考證と相待つて爲さざるべからざる者多く、單獨に各本の異を列擧せんことは、益少きを以て、後段に合併して、此には省略することゝし、今はたゞ已に掲げたる本文が、元槧明修本を本として、一二乾隆殿板本を參照せる者なることを告白するに止むべし...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...(4) 後段に夕刊新聞の記事として...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...『うちへ帰れば餓鬼が四人もありやして、ヘイ……毎朝、飯(めし)ン時なんぞは飯粒だらけの中でおまんまを食べるんで』と、いまだ酔わざる以前の紙屑屋が述懐には市井落魄の生活苦滲みていみじく、後段、落合の火葬場へらくだの死骸を運ぶくだりにては、『田圃だと思えば畑、畑だと思うと田圃という、いやな道だ...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...この人のはむしろ後段におもしろき箇所...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...以て後段に変化の地を残し置くなり...
正岡子規 「俳諧大要」
...やがて後段の昇天の馬の姿である...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...この後段は広く西国に源五郎話として知られているもので...
柳田国男 「年中行事覚書」
...変態性慾的「心理遺伝」の夢中遊行発作(後段第二回の発作参照)に依って...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...同家固有の心理遺伝の内容(後段参照)と合致せるは唯「絞首」の一事あるのみ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...すぐ左右に散開して彈丸ごめしてゐる間に後段が前進して撃つといふやうにやつたため...
吉川英治 「折々の記」
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