...もう道に疲れて後戻り出來ないのですか...
江南文三 「佐渡が島を出て」
...今度はくるりと踵を返して後戻りして来た...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...今度は悠然と後戻りして来た...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」
...その後戻りについて...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...その後戻りについて...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...又以前(もと)の部室(へや)へ後戻りをした...
薄田泣菫 「茶話」
...それで全く自然の状態から日本の經濟機構は後戻りをしなければならぬことになつて...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...少し後戻りをして...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...市が拡張されて東京は再び三百年前の姿に後戻りをした...
寺田寅彦 「札幌まで」
...後戻りして別の方面へ出て見やうと...
永井荷風 「男ごゝろ」
...話がまた後戻りをする恐れがあるかも知れないが...
夏目漱石 「道楽と職業」
...彼は二人の後戻りを恐れて...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...抜き足で後戻りをして...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...その傾向を意識するや否や彼はまた後戻りをしなければならなかった...
夏目漱石 「道草」
...燈火の光つてゐる方へ濡れ鼠になつて後戻りして行つた...
林芙美子 「雨」
...「ちょっと後戻りしますぜ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...出來たことを後戻りしたつてどうなるもんか...
室生犀星 「神のない子」
...死体を抱いてズルズルと後戻りに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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