...彼は後妻を迎えるつもりだそうだ...
...母の再婚相手が後妻で、最初は仲良くやっていたが、最近は喧嘩が絶えないようだ...
...後妻ができると、元妻や子供たちとの関係が悪くなることが多い...
...彼女の父親が後妻を迎えたため、彼女は家を出て独立した...
...後妻になる前に、彼とは長い交際期間があった...
...その後妻のお兼とお柳との仲が兎角面白くないので...
石川啄木 「鳥影」
...また所氏の世話で後妻をもらい...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...千代子から死んだおぢイさんからして後妻の姉に手を出しかけた程だから...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...あさ 伝兵衛の後妻...
太宰治 「冬の花火」
...そのうちに後妻の睡(ねむ)りが覚めた...
田中貢太郎 「藍微塵の衣服」
...後妻が己を起しているのですぐそれを悟って首を擡(もた)げて見た...
田中貢太郎 「藍微塵の衣服」
...その後妻はすぐ病気になって死んでしまった...
田中貢太郎 「累物語」
...急に後妻を迎えてその悲しみを忘れさせようとしたが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...先年細君に死に別れて目下後妻を求めている人があり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...光子は執事遠藤の家へ引取られ男の児を産んで六十日たつか経たぬ中(うち)やはり遠藤の媒介(なかだち)で中学校の英語教師種田順平なるものの後妻となった...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...生活という面から考えると後妻をもらう必要がたしかにあった...
永井隆 「この子を残して」
...御縫さんは御藤(おふじ)さんの連れっ子だもの」御藤さんというのは島田の後妻の名であった...
夏目漱石 「道草」
...清に後妻が出來てからは尚更で...
正宗白鳥 「孫だち」
...もとはそれでもそうとうに暮して居たんだがきりょうのぞみでもらった後妻が我ままでさんざん金をまいたあげくにさとに逃げて行ったんだものだからやけ半分でよけいにひどくなったんだよ」とここまでおっしゃって一寸煙草を一服なさる...
宮本百合子 「同じ娘でも」
...瑞仙は後妻があり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは瑞仙の後妻の死を此に插叙して置いて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...かなりの金を注ぎ込んだあげく後妻に迎えました...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...君の手紙が來てから五六時間の後妻からの電報でこちらへ來ると云つて來た...
横光利一 「悲しみの代價」
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