...彼は後妻を迎えるつもりだそうだ...
...母の再婚相手が後妻で、最初は仲良くやっていたが、最近は喧嘩が絶えないようだ...
...後妻ができると、元妻や子供たちとの関係が悪くなることが多い...
...彼女の父親が後妻を迎えたため、彼女は家を出て独立した...
...後妻になる前に、彼とは長い交際期間があった...
...後妻(うはなり)一五が 菜乞はさば...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...後妻と云うのは、気質の従順な、何時(いつ)も愉快そうな顔をしている女で、継子(ままこ)に対しても真の母親のような愛情を見せたので、継子も非常に懐(なつ)いて、所天も安心することができた...
田中貢太郎 「藍微塵の衣服」
...後妻は蒼白(あおじろ)い顔をあげて云った...
田中貢太郎 「藍微塵の衣服」
...周は若い後妻の愛に溺(おぼ)れて...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「成仙」
...後妻は児を抱いて便所へ入った...
田中貢太郎 「前妻の怪異」
...後妻はそれ以後、寝室にも茶室にも児のいるところに、前妻がつき纏(まと)っているような気がするのであった...
田中貢太郎 「前妻の怪異」
...ほかから後妻を迎えようとしたが...
田中貢太郎 「蘇生」
...昭和二十三年(一九四八)四月土井晩翠此の序を書いた一月後妻八枝が急性肺炎により一週間就床の後五月十日に死亡した...
土井晩翠 「「晩翠放談」自序」
...武男に後妻を早く迎えんとは...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...つまり中佐の後妻にできた娘なのさ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...後妻とお銀様との間が火水のようになっているのも...
中里介山 「大菩薩峠」
...伊太夫の後妻を迎える前後になって...
中里介山 「大菩薩峠」
...やがて後妻の産んだ息子のアンティパスがヘロデ二世としてユダヤの王となった...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...奥女中上(あが)りの後妻が継児(ままこ)いじめをするので...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...寛政二年に瑞仙の後妻が死んだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後妻として野中勝良氏の姉イト子と縁組した...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...そこから隠れて魚を売りに出て来る後妻の...
横光利一 「夜の靴」
...その後妻をのこして...
吉川英治 「三国志」
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