...目が動いたりする後世の人形に比べれば...
芥川龍之介 「野呂松人形」
...この一代のわずかの生涯を終ってそのあとは後世の人にわれわれの名を褒め立ってもらいたいという考え...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...それで何もかならずしも後世の人が私を褒めたってくれいというのではない...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...今の人が読むのみならず後世の人も実に喜んで読みます...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...後世の人を教えねばならぬというてわれわれは心配いたします...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...それで後世の人が私によって大いに利益を得るにいたるのである...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...アノ人はこの世の中に活きているあいだは真面目なる生涯を送った人であるといわれるだけのことを後世の人に遺したいと思います...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...後世の人間は地上におけるその凹(くぼ)みを認める...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...これは全く後世の人の僞作と決められてゐるから...
内藤湖南 「支那目録學」
...常に後世の人に見られていることを意識しているような孔子の挙措(きょそ)の意味も今にして始めて頷けるのである...
中島敦 「弟子」
...後世の人に示している...
蜷川新 「天皇」
...後世の人人に永くエキゾチツクの奇觀をあたへ...
萩原朔太郎 「宿命」
...しかし、もし学界と印刷技術が現在と同じ水準に引き続き留まるとしても、後世の人々が、たとえ千世代後でさえ、『ユリウス・カエサル』のような人物がかつて実在したかどうかを、そもそも疑い得ると考えることは、常識に反すると思われる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...且つは後世の人々をして其俤を偲ばしむる眞の方法ではあるまいか...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...後世の人々はこれに勝手な意味をこじつけることができるのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...後世の人たちはこんな風に言わないであろうか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そんなもので自分を飾ったり後世の人の頭をふくらませたりしてはいけない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そうして後世の人々に...
夢野久作 「鼻の表現」
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