...天下後世の為(た)めにせんとするまでの事なれば...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...メリメ、ゴオゴリほどの男でも、その生存中には、それを敢えてしなかったし、後世の人こそ、あの小説の悪魔は、ゴオゴリ自身であるとか、メリメその人の残忍性であるとか評して、それはもう古典になれば、どちらでもかまわないことなのである...
太宰治 「春の盗賊」
...後世のためとか申して...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「嫁入り支度」
...―後世の添加なること疑なし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其の派遣官即ち後世の太宰府同樣のものが筑紫に出張して...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...そんなようなものに限られていると思うのは後世の誤り...
中里介山 「大菩薩峠」
...上部に鉄の格子(こうし)を穿(あ)けて中央の孔から鉄砲を打つと云う仕懸(しかけ)の後世のものでは無論ない...
夏目漱石 「幻影の盾」
...今日の東亜戦争は後世の世界史に於て一つの方向を決定するものであろう...
西田幾多郎 「世界新秩序の原理」
...後世のために室内楽の宝庫を打ち建てたハイドンの功績は大きい...
野村胡堂 「楽聖物語」
...これにあたる仮名の後世の発音と同じ音に帰したらしい(ただしその中...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...退治して置いた方が後世のためにもなるか知れぬな...
牧野信一 「船の中の鼠」
...後世の新田にも多かったことである...
柳田國男 「地名の研究」
...墨跡はみな後世の鑑賞とはならない...
吉川英治 「折々の記」
...後世の恥を思ふなどが...
吉川英治 「折々の記」
...後世の新例をどしどし立てて行くべきである...
吉川英治 「私本太平記」
...つまり後世の八州十手預りの顔役を配下にもち...
吉川英治 「平の将門」
...それが後世の塚や遺跡などになっている...
吉川英治 「平の将門」
...などという十日間も空白(ブランク)であったことを知らん後世の者の偽作だということが……」ここまでいった時...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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