...ジンギス汗等が後世の爲めに何等の建設もなかつたのは...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...国事に奔走する憂国の志士の心事も――無論少数の除外はあるが――後世の伝記家が痛烈なる文字を陳(つら)ねて形容する如き朝から晩まで真剣勝負のマジメなものではないであろう...
内田魯庵 「二葉亭四迷」
...後世の人を教えねばならぬというてわれわれは心配いたします...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...もっとも芭蕉の句の中にでも往々にしては後世の月並句の源流をなしていると思われるような句がある...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...後世のものでもまだ読まなかったものが容易に読み得られ...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...―後世の添加なること疑なし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...後世の歴史に對し...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...後世の藏書家からは...
内藤湖南 「支那目録學」
...後世の模範となるべき芸道の故実(こじつ)漸く定まりたる時代なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...なんと後世の生活を豊饒(ほうじょう)にし...
野村胡堂 「楽聖物語」
...紅勘と言われた後世の門付は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後世の研究者の注意を惹いたものがあるとすれば...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...遙か後世の今からして昔を回顧すれば...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...後世の俗俳家何心...
正岡子規 「俳人蕪村」
...これが天上聟入譚(てんじょうむこいりだん)の一つの後世の変化ということは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...そのころの一里は後世の三十六町でなく...
吉川英治 「私本太平記」
...後世の水戸学者は...
吉川英治 「私本太平記」
...永く後世の驕慢者にとって...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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