...少しづゝ彼は列から後れた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...南方氏の説話を聽聞することが少しばかり後れたのである...
泉鏡花 「遺稿」
...私がこれだけの事を申あげ後れたといふ事をおわびいたしますと同時にすべては...
伊藤野枝 「書簡 木村荘太宛」
...小父さんは登志子の顔を見ると昼の汽車に後れたことを彼女のためだといって責めた...
伊藤野枝 「わがまま」
...私はそれについ返事を出し後れたのであるが...
宇野浩二 「質屋の小僧」
...――五日の晩は急用で後れたこと...
豊島与志雄 「生あらば」
...帰り後れた泥酔の人が躓いただろう...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...私と同じように酔っ払って帰り後れた愚かな男の影が...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...帰るのがなお後れた...
豊島与志雄 「反抗」
...一歩後れた完全よりも一歩進んだ欠陥の方が優れてるということを注意しなくなる...
豊島与志雄 「ヒューメーンということに就て」
...幾ら駈けても後れた時間の取り返しはつかぬ...
長塚節 「芋掘り」
...「後れたるは掟ならぬ恋の掟なるべし」とアーサーも穏かに笑う...
夏目漱石 「薤露行」
...着(ちゃく)の時間が珍らしく三十分ほど後れたのを...
夏目漱石 「門」
...竹松が逃げ後れたことに氣がつかなかつたのです」「フーム」「それから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...しかしまだ/\知らない人も多いだらうからさういふ謂はゞ外国語を習ひ後れた人には...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...この事情はすなわち数学をして他の諸学科よりも一歩を後れたかの観あらしむるに至ったゆえんの一因である...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...その翌日は下城が後れた...
山本周五郎 「竹柏記」
...到頭その頃としては婚期に後れたといってもよい年まで新沼家に奉公し続けて来たのだった...
山本周五郎 「日本婦道記」
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