...後ほど履歴書(りれきしょ)をおとどけしましょう...
芥川龍之介 「文章」
...「いずれ御挨拶は後ほど...
有島武郎 「或る女」
...博士の最後ほど奇々怪々なるものはなかったのである...
海野十三 「ある宇宙塵の秘密」
...酔漢の方も……ではまた後ほど」ガチャリと受話器の音...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...箱根へやっちまったんです……なんしろ大怪我ですからね……じゃあ後ほど...
大阪圭吉 「白妖」
...後ほど電話できいてみましょう」そう言って辰之助はどっちり胡坐(あぐら)を組んで...
徳田秋声 「挿話」
...武男が出発せし後ほどもなく姑が持病のリュウマチスはげしく起こりて例の癇癪(かんしゃく)のはなはだしく...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...はあ……検証が?……それはどうも……後ほど...
久生十蘭 「喪服」
...その後ほどなく父王の第四妃その生むところの子を王に嗣(つ)ぎ立てしめんとて...
南方熊楠 「十二支考」
...いろいろのお喋りを後ほど...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...T「後ほど屋敷へ持参致せ」と言って立ち上る...
山中貞雄 「なりひら小僧」
...後ほど貸家を見つけてまいる」「はははは...
吉川英治 「江戸三国志」
...後ほど邸から致します」といって帰った...
吉川英治 「三国志」
...またさきに梓潼郡(しどうぐん)に流されていた前軍需相の李厳も、「孔明が生きてあらん程には、いつか自分も召し還されることがあろうと楽しんでいたが、あの人が亡くなられては、自分が余命を保っている意味もない」といって、その後ほどなく、病を得て死んだといわれている...
吉川英治 「三国志」
...後ほどその兼好と一しょに喰べてやろう...
吉川英治 「私本太平記」
...後ほどまでにご決意をきかしてください」宋江は言って立った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...私はいいけれど……」「後ほど...
吉川英治 「宮本武蔵」
...後ほど探索に戻る...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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