...後の世の人が喜びをもって彼を思いだすのも当然である...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...一層進歩せる死後の世界の高等教育に対する準備を整える...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...二十年後の世界は物価(ぶっか)がたいへんやすいようである...
海野十三 「海底都市」
...もう二十年後の世界に逗留(とうりゅう)する欲もなんにもなくなった...
海野十三 「海底都市」
...後の世界に生残るかもしれない...
海野十三 「火星兵団」
...後の世に牛か馬かに生れ代る事が無いとも限らないのだから...
薄田泣菫 「茶話」
...戦後の世智辛(せちがら)さではどうなったかそれは知らない...
寺田寅彦 「学問の自由」
...この印象をその背後の世界観にまで連絡させる義務があるわけである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...組織的批評と云ったものは印象が背後の世界観の内に組織的に編成された場合の評論に他ならなかったが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...その後の世界の政治的文化的発展は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...人の難儀を見て置くも気の毒ながらまた何ぞ後の世の語草(かたりぐさ)になろうも知れぬ...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...後の世まで残しお伝え下さるよう御計らいなされては下さるまいか...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...後の世もしかぞあるべき...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...後の世の幻燈(げんとう)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...功は後の世に殘る事もなく...
樋口一葉 「花ごもり」
...死後の世界から現世へ連れ戻すことができる...
久生十蘭 「雲の小径」
...やはり同じように自分の宗派に帰依(きえ)して後の世の安楽を得よと彼に向って説教した僧にむかって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何とか後の世に伝えたいと思うのは粘菌の研究で...
柳田国男 「故郷七十年」
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