...後の世には恐らく二人とはいらつしやいますまい...
芥川龍之介 「地獄變」
...二年前私ども使節団が中国を訪問した一九五七年四月以後の世界の情勢は変化をいたしました...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...死後の世界でも着実に位を上げていけるだろうし...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...二十年後の世界は物価(ぶっか)がたいへんやすいようである...
海野十三 「海底都市」
...みんなが後の世まで永(なが)く語り伝えるであろう」と...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...死後の世界では、人間はことごとく霊のからだと化して、恋もなければ愛もなく……嫉妬(しっと)……怒り……悲しみ……嘆き……肉に属するもの一切は、ことごとく消え失(う)せてしまうという...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...今から何百年後の世界を描いたものがある...
寺田寅彦 「教育映画について」
...この印象をその背後の世界観にまで連絡させる義務があるわけである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...後の世になったらむしろ滑稽に思われるであろう...
永井荷風 「裸体談義」
...彼の阿闍梨ははるか後の世に仏のお出ましを待って現在に救わる道あるを知らずに池に棲み給うとは...
中里介山 「法然行伝」
...星変る後の世までも消えじ...
夏目漱石 「薤露行」
...細かい利潤まで見て居ると言つた後の世の鹽原太助のやうな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...死後の世界のことは...
久生十蘭 「雲の小径」
...今後の世の中の進歩のためになるからです...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...やはり同じように自分の宗派に帰依(きえ)して後の世の安楽を得よと彼に向って説教した僧にむかって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...後の世の人々われをたたえるならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...われはわれの勤むるところを勤めて後の世に問わん)と...
吉川英治 「源頼朝」
...当時の宇治川は後の世のそれのように...
吉川英治 「源頼朝」
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