...現世と死後の世界がつながりであること...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...重きものの中に罪深く集いて隠れしは後の世に起りし争闘の萌芽なりき...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...何年後の世界を見物したいかね...
海野十三 「海底都市」
...二十年後の世界にもぐりこんでいることを影法師ははっきりと語っているのである...
海野十三 「海底都市」
...もう二十年後の世界に逗留(とうりゅう)する欲もなんにもなくなった...
海野十三 「海底都市」
...こうして一千年後の世界に再生しながら...
海野十三 「千年後の世界」
...後の世までも名を謳(うた)はれるといふのは...
薄田泣菫 「小壺狩」
...後の世にはもつと禄高の多い土地を配(あてが)つて貰ひたく思つてゐたので...
薄田泣菫 「茶話」
...空前絶後の世界的大業を傾けて...
竹越三叉 「世界の日本乎、亞細亞の日本乎」
...後の世の語り草にもと老眼の脂(やに)を拭いつゝ書き留めておくと云うのであって...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...そして死後の世界は彼等の云ふ永遠の饗筵なのであるなどと...
「修道院の秋」
...功は後の世に殘る事もなく...
樋口一葉 「花ごもり」
...古歌にも『玉取りの 松の下とりどりに 持ち囃すらん 後の世までも』と歌われているではありませんか...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...真(しん)なるものが後の世までも滅びずにいるのですね...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...道化方後の世がどうのこうのと云うことだけはわたくしは聞きたくありませんな...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...戦後の世界は戦前においてさまで優勢でなかった思想が勃興(ぼっこう)し初めたために...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...終戦後の世相人心にも響いて来るものがあるではないか...
吉川英治 「随筆 新平家」
...当時の宇治川は後の世のそれのように...
吉川英治 「源頼朝」
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