...ただ、内へ帰るのを待兼ねて、大通りの露店の灯影(ともしび)に、歩行(ある)きながら、ちらちらと見た、絵と、かながきの処は、――ここで小母さんの話した、――後のでない、前の巳巳巳の話であった...
泉鏡花 「絵本の春」
...それから三十分ほど後のことだった...
海野十三 「地球発狂事件」
...その火は後の砲兵工廠の火に続いていた...
田中貢太郎 「変災序記」
...牢死しても死なぬ仲間なれば後の世の福はずいぶんあるが...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ラデックの論文はドイツ・ファシズムの経済政策が如何に戦争にその最後のはけ口を求めねばならぬかを明らかにしている...
戸坂潤 「読書法」
...暴風雨(あらし)の後の静けさに似た一種の親しみが...
豊島与志雄 「反抗」
...その最後の音が余韻(よゐん)を殘して闇の中に消えると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ジープで野戦病院へ連れて行きました……サイパンの最後の近いころ...
久生十蘭 「母子像」
...そういう最後の言葉をもほんの常談として受け取るだけの余裕もないほど...
堀辰雄 「ほととぎす」
...何十枚か書き溜めた原稿「その後の母と彼」を...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...さしあたり戦争後の景気が素晴らしいと聞く横浜さして乗り込んでいったのだった...
正岡容 「寄席」
...八百年以後の記述に大乗教が次第に衰えて...
三木清 「親鸞」
...彼は彼女が行つてしまつた後の月日を早くも胸に描いて見た...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...「これが父親として最後の子供の願いでもござる...
室生犀星 「姫たちばな」
...これは「茶」以後の弊をいたずらに繰返しているに過ぎまい...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いやもう以後の行動は一致しましょう...
吉川英治 「私本太平記」
...堯舜の説話が後の孔子伝に至るほど濃厚に現われて来る事実とを照合して考えれば...
和辻哲郎 「孔子」
...後の物語には決して見られない強い性格を与えている...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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