...この献身的の政治家が七カ年の間に制度を改め政綱を張り農務を起し山林を開き島津氏の征伐後の財政を整理するに...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...渠はその後の事情を知りたいのだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...十五 露都行及びその最後露都行の抱負・入露後の消息...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...反省を促す最後の手段として故意とこういう場所を撰んだのではないかと思います...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...形式派と写実派第七章 茶の宗匠芸術を真に鑑賞することはただ芸術から生きた力を生み出す人にのみ可能である――茶の宗匠の芸術に対する貢献――処世上に及ぼした影響――利休の最後の茶の湯注茶の本第一章 人情の碗茶は薬用として始まり後飲料となる...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...6番地で5人が死亡しているがそこの主人がハンプステッド・ヒースに出発した1日後のことであった...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...老後の安心の出来るようにして置いてやらねばならぬと思う...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...そういえば最後のシーンで百万長者からもとのルンペンに逆もどりしたルイのメーキアップはかなりチャプリンに似たところがある...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...これが四十前後の堅気な男女にまで波及して来たのだとすると...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...しかしふと思立ってわたしは生前一身の始末だけはして置こうものとまず家と蔵書とを売払って死後の煩(わずら)いを除いた...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...それから後のことで...
中里介山 「大菩薩峠」
...今後の研究によってまた少し話が変って来るかもしれない...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...夫人は何らその方の体験なく唯禅堂の様子を窺つた丈で悟の前後の歓喜をよくこれだけ掴まれ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...そしてその物語の最後の夏がきて「一人の老人がそれからなほしばしば影のやうにその森の中を過ぎるのが見られた...
堀辰雄 「二三の追憶」
...」わたくしは上(かみ)に西遊中の斎の最後の消息として...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...今後のために必要だと思う点を話すことにします」孝之助はこう語りだした...
山本周五郎 「竹柏記」
...このあたりの時計はモスコーの時間そのままで午前の九時が事実の午後の四時ごろに当っているので...
横光利一 「旅愁」
...「今にして、越後の謙信も、そう覚(さと)っておることだろうに」と、多年の好敵手を考えれば、敵のためにも、同様な苦笑を禁じ得ない...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索