...そこで絶句とか律詩とか...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この頃私は七言律詩を二十ばかりも作って...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...王次回(おうじかい)が『疑雨集(ぎうしゅう)』の律詩(りっし)にいへるあり...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...と『疑雨集』中の律詩(りっし)なぞを思い出して...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...その事は其詩稿来青閣集に収められた律詩にも見えてゐる...
永井荷風 「冬の夜がたり」
...島田筑波さんは既に何かの考証に関してこの詩集中の一律詩を引用しておられたのを...
永井荷風 「向嶋」
...不知不覺の中に「口調の好い定律詩」に變化してしまふ恐れがある...
萩原朔太郎 「青猫」
...定律詩と自由詩との特異なる相違を一言でいへば...
萩原朔太郎 「青猫」
...しかもそれは定律詩の場合の如く...
萩原朔太郎 「青猫」
...之れに反して普通の定律詩は...
萩原朔太郎 「青猫」
...定律詩の形式に於ては...
萩原朔太郎 「青猫」
...自由詩は定律詩に戰を挑んだ...
萩原朔太郎 「青猫」
...かの新古典派や新定律詩派の花花しい運動が之れである...
萩原朔太郎 「青猫」
...單に定律詩形の破壞を目的とし...
萩原朔太郎 「青猫」
...始めてこの言葉の中に自由詩も定律詩も包括され...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...第二章 詩と非詩との識域前章に述べた通り、詩とは音律本位の文学であり、自由詩をも、定律詩をも、共に包括し得る意味の韻文――本質観としての韻文――である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...前者は正しく定律詩の音律美で...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...自由詩が自由詩たる為に定律詩でなければならないという如き...
萩原朔太郎 「詩の原理」
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