...しかも現君主に対しては非常な尊敬を払つて待遇する...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...はなはだ鄭重に待遇するの風あり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これを特別に待遇するをいう...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...別して外国と関係を有する宗教と同一に待遇するの理あらんや...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...こちらもさう正直にかの女を待遇する必要はないといふ迷ひが生じて來る...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...氏の如く卓越した藝術家を其の眞價に於てみとめ得ず理解し得ない一般文壇は全く藝術家を待遇するの途を知らぬものと言はねばならない...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...待遇するのだった...
徳田秋声 「縮図」
...そこの私設刑事が鄭重に待遇するのである...
豊島与志雄 「風景」
...社会はまさしくかくのごとく待遇するとするならば...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...快く人を待遇する気になったのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...先に車夫を鄭重に待遇するようにならば...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...まして皇帝として待遇する謂(いわれ)なぞない...
久生十蘭 「魔都」
...ルダンさんは弟子たちをじぶんの息子のように待遇する...
久生十蘭 「黄泉から」
...もし各自の随意に待遇する者とせんか...
正岡子規 「従軍紀事」
...紀伊守が主人をよりよく待遇するために奔走している時...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...待遇する也...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...客を家族の一員のごとく待遇することが...
柳田国男 「雪国の春」
...曹操は、彼を待遇するに、あらゆる慇懃(いんぎん)を尽した...
吉川英治 「三国志」
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