...どちらが待ち合わせるともなく...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...日本の伊藤公爵を待ち合わせるんだそうだ...
林不忘 「安重根」
...少し待ち合わせる人があるから...
谷崎潤一郎 「恐怖」
...光子が鍵を盗んで仙吉と一緒にやって来るのを待ち合わせる...
谷崎潤一郎 「少年」
...観音様のお堂の前とかで待ち合わせることにしたものですが...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...換言すれば週期的運動の位相がほぼ等分にちがっているほうが乗客の待ち合わせる時間を均等にし従って乗客の数を均等に分布する点で便利であろうと思われる...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...いつでも先へ立つほうが乗客の多いために時間をとってあとのを待ち合わせるような結果になるからである...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...大尉夫人だけはここでひとり一行から別れて向こうの辻(つじ)でわれわれを待ち合わせるように取り計らわれた...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...待ち合わせる約束の国境の停車場で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この宿で待ち合わせる約束であったとのこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...――彼らは停留所で電車を待ち合わせる間に...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...私の返事一つですぐ変るじゃないか」待ち合わせるために振り向いて立(た)ち留(ど)まった私の顔を見て...
夏目漱石 「こころ」
...時間のつごうで女は少し待ち合わせることとなった...
夏目漱石 「三四郎」
...マチアを待ち合わせるにはまだ二時間早かった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...そのときは『大がしの宿屋(やどや)』で待ち合わせることにしよう...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...だがお揃いでいったい誰を待ち合わせるんで?」「ゆうべ済州(さいしゅう)から来た奴のはなしでね...
吉川英治 「新・水滸伝」
...田辺から山越えでくるバスを待ち合わせる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...めいめい待ち合わせる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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