...妙泉寺で待ち合わせるはずでしたねい」こういわれてようやくの事いくらか気がついてか...
伊藤左千夫 「春の潮」
...長い停車時間を機関車の椅子に腰を降して待ち合わせていた時のことである...
上田広 「指導物語」
...どちらが待ち合わせるともなく...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...光子が鍵を盗んで仙吉と一緒にやって来るのを待ち合わせる...
谷崎潤一郎 「少年」
...神田(かんだ)を散歩した後に須田町(すだちょう)で電車を待ち合わせながら...
寺田寅彦 「神田を散歩して」
...あとから来るはずの友人を待ち合わせていると...
寺田寅彦 「相撲」
...大尉夫人だけはここでひとり一行から別れて向こうの辻(つじ)でわれわれを待ち合わせるように取り計らわれた...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...そこで待ち合わせ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...上野の山下で不動院の一行を待ち合わせ...
中里介山 「大菩薩峠」
...――彼らは停留所で電車を待ち合わせる間に...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...二人は橋を向(むこう)へ渡って上(のぼ)り列車を待ち合わせた...
夏目漱石 「行人」
...待ち合わせた三四郎の目には...
夏目漱石 「三四郎」
...二三台の電車を待ち合わせた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...仁川行(じんせんこう)の出帆(しゅっぱん)を待ち合わせ居たり...
福田英子 「妾の半生涯」
...待ち合わせ場所へズラかり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...待ち合わせていたその者たちへすぐ訊ねた...
吉川英治 「私本太平記」
...田辺から山越えでくるバスを待ち合わせる...
吉川英治 「随筆 新平家」
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