...辞を低うし礼を尽して蘇峰を往訪した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...汀居往訪、全不在だつた、句集を置いて戻つた...
種田山頭火 「一草庵日記」
...無水君往訪、不在、干うどんを借りる、和蕾居往訪、小遣を借りる...
種田山頭火 「一草庵日記」
...同道して藤岡さん往訪...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...先輩に対する礼としてでも往訪するんだが同伴しないか』と私を誘うて下すつたのは同じく英文科の先輩(目下二高の教頭)玉虫一郎一さんでした...
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」
...私達の往訪を喜んでくださつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...ブノワはコッペの縁戚で且つ今日の往訪は予ねて先生に打合せ済みだつた...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...往訪の新聞記者ガイ・ロウガン氏に語って...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...女史は往訪の新聞記者に向ってこう語っている...
宮本百合子 「新しい婦人の職場と任務」
...此日に始て往訪したのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒が往訪した時の春水の身分は...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...森枳園は閏五月二日に往訪した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」是日棠軒の往訪した七家の中に関藤がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...余即往訪之(よすなはちゆきてこれをとふ)...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...これに告ぐるに往訪に意あることを以てした...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...後に武田信賢著墓所集覽で谷中長運寺を出して往訪したが...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...往訪の記者に語った...
夢野久作 「少女地獄」
...予等は今日その一つを往訪した...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
便利!手書き漢字入力検索