...往々にして一部の批評家は...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...われ等の啓示は往々にして...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...往々にして、貧しい者は汚なくぼろをぶらさげ野蛮に見えるほどには寒いのでもなく餓えているのでもないのだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...往々にしてなお他の不便すなわち直接的利用を有しないでただ間接的利用をもっているという不便を有している...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...時々子供や素人から受ける質問が往々にして意外に根本的な物理学の弱点にふれる事を見るのである...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...これを応用すべき具体的の「場合」の前提とすべき与件の判定は往々にして純正物理学の範囲を超越する...
寺田寅彦 「地震雑感」
...かくて自然的事物のもつ弁証法的対立は往々にして初めから全く非歴史的なものを意味するかのようにも見える...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この発展は往々にして復古主義にもなるわけであり...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...往々にして科学的精神の反対物であるかのように考えるのが...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...往々にして寸断された映像を...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...クリストフの眼から見れば往々にして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人妻の生活は往々にして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...往々にして、愉悦や童心や夢想のなかにこそ、豊かな理念が生れるものである...
豊島与志雄 「小説集「白塔の歌」後記」
...往々にして僕等の美的藝術意識と衝突し...
萩原朔太郎 「ローマ字論者への質疑」
...夏の山の雨は往々にしてすさまじい勢ひを見せるものだ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この現象は往々にして懐疑の眼をもって見られ...
武者金吉 「地震なまず」
...往々にしてそこには筋ちがいのもつれがおびただしく混入し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...往々にして我々の人生に最も有用なものと思われないのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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