...「彼所」について話しているとき、彼所に行きたいと思っている人がいるかどうか聞いてみたら?...
...「彼所」に行ったことがある人からの旅行記を聞いてみましょう...
...「彼所」は昔ながらの町並みが残っているので、散歩するのがおすすめです...
...会社の彼所で会議をすることになりました...
...学校やオフィスで彼所の掃除当番を担当しました...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...』『彼所(あそこ)は何(なん)と呼(よ)ぶか……つまり籠城中(ろうじょうちゅう)にそなたが隠(かく)れていた海岸(かいがん)の森蔭(もりかげ)じゃ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...而も彼所謂逐語譯は必らずしも忠實譯にあらず...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...彼所爾蘇民将来巨旦将来二人在支...
高木敏雄 「比較神話学」
...彼所(あそこ)をもっと...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...十八日、辛卯、伊賀前司朝光、和田左衛門尉義盛、北面の三間所に候す可きの由、今日武州伝へ仰せらる、彼所は、近習の壮士等を撰びて結番祗候せしむと云々、而るに件の両人は、宿老たりと雖も、古物語を聞召されんが為、之に加へらるる所なり...
太宰治 「右大臣実朝」
...「小母さんも、芳さんもゐなかつたやうだが、何所かへ行つたかね、」「お母さんは、芳を連れて、林さんとこの、たのもしに行つたよ、ちよつと帰りやしないから家へお出でよ、」「行つても好いが、また帰つて来て、厭味を云はれるからね、」「大丈夫よ、」「その大丈夫が、時々大丈夫ぢやないぢやないか、」「ではどうする、」「氏神さんの方へ行かう、彼所なら、ゆつくり話が出来る、」「何時かのやうに、若衆に見付かりはしない、」「大丈夫だよ、」二人は手を取り合つて歩いた...
田中貢太郎 「海異志」
...彼所はいけない所ですからね...
田中貢太郎 「黒い蝶」
...彼所へ行つたところで向ふの方に薄赤い火の光が見えるぢやありませんか...
田中貢太郎 「提燈」
...それにしても彼所へまでは大変だ...
田中貢太郎 「提燈」
...同一時に於て此所彼所に同一人民の部落存在せりとは...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...兎に角私が君を彼所へ御案内した眞意を今日はお話しますから...
徳田秋聲 「媒介者」
...本郷の何處とやらに恁ういふ女が居るから彼所へも連れて行くとかいふやうなことを故意といふ...
徳田秋聲 「媒介者」
...彼所(あすこ)で切り上げても...
夏目漱石 「それから」
...三井(みつい)と三菱(みつびし)を除けば日本ではまあ彼所(あすこ)位なもんですから...
夏目漱石 「道草」
...「彼所(あつち)へ行(い)つて居(ゐ)ても可(い)いよ...
夏目漱石 「門」
...彼所が撞楼堂であつた...
正岡容 「下谷練塀小路」
...杖に縋(すが)って彼所に往きその履工を訪うと...
南方熊楠 「十二支考」
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