...「彼我の違いを理解するのは重要だ...
...「彼我の感覚には大きな隔たりがある...
...「彼らは常に彼我を意識しているようだ...
...「軍隊での訓練において、彼我の区別は厳密に守られる...
...「彼我の境界線を超えることは許されない...
...もう彼我(ひが)の砲弾が...
芥川龍之介 「将軍」
...彼我ともに古代から伝わったものの中で最も良いものとされている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
......
上村經吉 「海島冐險奇譚 海底軍艦」
...彼我(ひが)の砲弾は盛にとびかい...
海野十三 「火星兵団」
...彼我(ひが)の空軍並に機械軍の間に...
海野十三 「空襲葬送曲」
...地理學的ニ連接シテ彼我交通ノ途有ルヲ思ヘバ...
坪井正五郎 「石器時代總論要領」
...そのもっとも直接の必要なる貿易の利益は彼我両立せざるものとの妄想を抱けり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...彼我の陣形は丁字一変して八字となり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼我ともに一語も發しなかった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...彼我(ひが)を見定めるの余裕があろうはずがありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちょっと彼我(ひが)の地位を易(か)えて立って見たいぐらいな羨望(せんぼう)の念が...
夏目漱石 「明暗」
...彼我の腕力や運動神経など...
野村胡堂 「胡堂百話」
...彼我(ひが)自(おのず)から異ったものがなければならぬ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...まさしく国法を守りて彼我(ひが)同等の大義に従うべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...彼我を通じ前後を縫うてゐる一脈のものが流れてゐた...
水野仙子 「道」
...そのことによって戦争がそれ以上ながびいたばあいに起きるであろうさらに大きい彼我の災害をくいとめるためには...
三好十郎 「アメリカ人に問う」
...彼我(ひが)の地勢や作戦上の理解に知って...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼我を隔てる巨大な地質学的時代に妨げられることはなかった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??