...彼はその仕事で役得を手に入れた...
...役得ばかり考えていると、周りから嫌われるよ...
...彼女は役得よりも、自分の信念を貫くことを選んだ...
...役得を追求するよりも、自分の心に正直に生きた方が幸せだと思う...
...役得に囚われず、自分のやりたいことを追求する勇気を持とう...
...そこが仮父(おやぶん)の役得だ」「そりゃそうだよ...
田中貢太郎 「春心」
...役得のない職業さて...
野村胡堂 「胡堂百話」
...覚(さと)られちゃ打(ぶ)ちこわしだ、そっと跟けて行け」「合点、これも役得さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おしまいには嘔気(むかつ)いて来る」「とんだ役得だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鬼になりたくてなりたくて仕様のないという人間――雛妓を追い廻して頬摺(ほおず)りするのを鬼の役得と心得ている人間でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夥(おびただ)しい役得が付随したのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...付け届けと役得で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...役得の氣で江島屋に乘込み...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...役得嫌ひな人間も滅多にありませんね」「當り前だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女の子に抱き附いて役得の氣で居やがる」「女の子も四十幾つとなれば...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...役得と心得ている八五郎です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...純粋な卑下に接し得られるという役得がある――つまり大衆は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...これが億万長者の召使いの役得だ」「いりません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...権力を笠に着て役得にすがる連中の間では揉(も)める...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...この職は手当もなければ役得もない純然たる名誉職であるだけに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...われわれにはない役得(やくとく)だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...出張費稼(かせ)ぎの小金を浮かせるのを役得(やくとく)としていたから...
吉川英治 「新・水滸伝」
...高家の役得としよう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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