...彼はその仕事で役得を手に入れた...
...役得ばかり考えていると、周りから嫌われるよ...
...彼女は役得よりも、自分の信念を貫くことを選んだ...
...役得を追求するよりも、自分の心に正直に生きた方が幸せだと思う...
...役得に囚われず、自分のやりたいことを追求する勇気を持とう...
...そこが仮父(おやぶん)の役得だ」「そりゃそうだよ...
田中貢太郎 「春心」
...これは小姓の一つの役得といってもよいのだ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...いろいろの役得があって...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...これも役得(やくとく)さ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...おしまいには嘔気(むかつ)いて来る」「とんだ役得だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...役得もありましたよ」「はて?」「お神さんからお金を借りたい人は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...美男で大通の自分の役得のように思っていたのだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...付け屆けと役得で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...役得を稼ぐくらゐなら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...役得の氣で江島屋に乘込み...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此家に泊つて居るんだ」「若い娘二人のところへ?」「大層な役得ぢやないか」「何をやらかすんで」「近いうちに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「どうした八」「とんだ役得で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いわゆる役得にもせよ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...これが億万長者の召使いの役得だ」「いりません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...この職は手当もなければ役得もない純然たる名誉職であるだけに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...役得をせしめるためになんでもやろうとする者もある...
山本周五郎 「さぶ」
...迎える方の、柳営の全員、またみな式典のおこぼれを、余得、役得として、待つものに極っている――ひとりの高家の吉良ばかりでなく、そうして、浮世は、持ち合い、持たせ合い、朝廷や将軍の名分を飾りあい、ひとつの生活祭典になるのであり、ふところを賑わし合えるものだという常識は、暗黙に、世間一般のものとなっている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...役得(やくとく)というものがありましょうさ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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