...彼はその仕事で役得を手に入れた...
...役得ばかり考えていると、周りから嫌われるよ...
...彼女は役得よりも、自分の信念を貫くことを選んだ...
...役得を追求するよりも、自分の心に正直に生きた方が幸せだと思う...
...役得に囚われず、自分のやりたいことを追求する勇気を持とう...
...そんなにも長い間彼の物だった役得のあらゆる甘い汁を取り戻したいのだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...通詞の場合若干の役得はあつても...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...二重の役得があるという見込みが十分でしたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...これも役得(やくとく)さ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うっかり役得でも稼ぐ気になったら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...うつかり役得でも稼(かせ)ぐ氣になつたら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...唐櫃の中の八千両の小判を拝んだだけが役得みたいなものさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...唐櫃の中の八千兩の小判を拜んだだけが役得見たいなものさ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...付け屆けと役得で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...役得を稼ぐくらゐなら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...當時役得だけでも大名暮しができたと言はれてをりますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...役得の気で江島屋に乗込み...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...せめても八五郎の役得でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これが億万長者の召使いの役得だ」「いりません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...役得をせしめるためになんでもやろうとする者もある...
山本周五郎 「さぶ」
...出張費稼(かせ)ぎの小金を浮かせるのを役得(やくとく)としていたから...
吉川英治 「新・水滸伝」
...迎える方の、柳営の全員、またみな式典のおこぼれを、余得、役得として、待つものに極っている――ひとりの高家の吉良ばかりでなく、そうして、浮世は、持ち合い、持たせ合い、朝廷や将軍の名分を飾りあい、ひとつの生活祭典になるのであり、ふところを賑わし合えるものだという常識は、暗黙に、世間一般のものとなっている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...役得(やくとく)というものがありましょうさ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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