...つづいて紫帽をいただき十字架を捧げた役僧...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...今度は入違(いれちがい)に伝法院(でんぽういん)の御役僧(おやくそう)と町方(まちかた)の御役人衆とがお出(いで)になり...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...役僧は事もなげに...
野上豐一郎 「奈良二題」
...二人が海雲寺に着いた時は、境内の人はすっかり散り、寺社奉行の検使は帰りましたが、町役人や、役僧や、世話人はそのまま居残って、跡始末をしている最中でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...綱吉も役僧も藤次郎も一網打尽(いちもうだじん)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...海雲寺の役僧、綱吉をはじめ世話人一同、藤次郎、それぞれ処刑され、それから江戸の富籤の取締りはやかましくなりましたが、お勢はそれっきり姿を隠してしまいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...寛永寺の役僧は見識のあったもので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...悟りすました住職や役僧も...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...幸ひ來合せた寄進主の春木屋治兵衞、住職と談合の上、寛永寺の役僧と、寺社奉行から出張の同心立會の上、三つの千兩箱は本堂に移され、治兵衞の手で封(ふう)を切ることになりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上野の役僧某に請出(うけだ)されて入谷(いりや)に囲われ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小僧一人を人質代りにつれて」役僧は猿轡(さるぐつわ)を解いてもらって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...修業の積んだ庵主も役僧も無抵抗に縛られる外は無かったというのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...次郎吉は役僧たちの寝る部屋が一杯だからとて...
正岡容 「小説 圓朝」
...お寺(てら)の役僧(やくそう)がこのうちへたずねてきました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話」
...役僧はむすこをうちにつれていきました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話」
...「此処にも鍵(かぎ)を預かったお役僧がいて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...恐ろしさに役僧どもも職人もタジタジと後退(あとず)さりした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...どうしたものか」全役僧を集めて...
吉川英治 「新・水滸伝」
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