...さうして役僧に、全部で幾十粒ですか、念のために改めてくださいと頼んだ...
野上豐一郎 「奈良二題」
...役僧は事もなげに...
野上豐一郎 「奈良二題」
...綱吉も役僧も藤次郎も一網打尽(いちもうだじん)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上野の役僧某に請出(うけだ)されて入谷に圍はれ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小僧一人を人質代りにつれて」役僧は猿轡(さるぐつわ)を解いてもらって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...聖ユーラリ教区の役僧が集金のときに使った銅盤のなかに...
フランス Anatole France 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...とつぜん役僧(やくそう)がむすこをおこしました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話」
...)役僧はこう考えて...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話」
...この土地で護国寺の役僧がうしろ楯(だて)になっていれば...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...此処(こヽ)から六条の本山(ほんざん)に通(かよ)つて役僧(やくそう)の首席(しゆせき)を勤めて居たが...
與謝野寛 「蓬生」
...再び法衣を著けて西本願寺の役僧となり...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...声ひそませて協議していた役僧の寺侍たちは...
吉川英治 「大岡越前」
...役僧以下も給仕に付いて...
吉川英治 「私本太平記」
...書記らの役僧たちか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...常ならぬ威儀で役僧全部で並んでいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...提点(ていてん)らの役僧も一せいに口を揃えて罵(ののし)った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...どうしたものか」全役僧を集めて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...役僧のひとりが、執務所の机を離れて、「お召しですか」ひざまずくと、帳(とばり)の蔭で、「範宴(はんえん)をよべ」と、いった...
吉川英治 「親鸞」
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