...私は酔うて彷徨する悪癖に悩んでゐるからである...
種田山頭火 「其中日記」
...といふよりも彷徨する...
種田山頭火 「其中日記」
...過去の恋愛の場面を彷徨するあたりになって...
豊島与志雄 「異邦人の意欲」
...雪の積った曠野の中を彷徨する...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...酔ってから深夜の街路を彷徨する楽しみは...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...ふらふらとそこいらを彷徨する...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...進撃する軍隊のあとについて彷徨するのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...路頭に彷徨する身となるかも知れない...
永井荷風 「申訳」
...闇の中を彷徨するものがある...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...恐怖への豫感曠野に彷徨する狼のやうに...
萩原朔太郎 「宿命」
...いま憂鬱の重たくたれた黒いびらうどの帷幕(とばり)のかげをさみしく音なく彷徨するひとつの幽(ゆか)しい幻像はなにですか...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...あたかも旧道徳と封建思想の圏囲内を彷徨するイルンショー製「クロノメートル」の指針のごときもので...
久生十蘭 「湖畔」
...たまに風が彷徨するものの...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...町のなかを彷徨する奇怪な鳩の噂が擴がつて行く間に...
堀辰雄 「羽ばたき」
...ただいたずらに自己の内側を彷徨するばかりのように思われる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...警察の捜査方針はここに於て五里霧中に彷徨する事となった...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...あの青年は二つの彷徨する世界で一方的な一邊倒な情熱を持ち...
吉川英治 「折々の記」
...『僕が息を止めている間に様々な幻の世界を彷徨するというとさも大嘘のように思うだろうがまあ聞いてくれ給え...
蘭郁二郎 「息を止める男」
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