...「痩せたのう」と、いって、斉彬は、意識のない寛之助の、手を握った...
直木三十五 「南国太平記」
...然し、国許には、御家老の島津壱岐殿、二階堂、赤山、山一、高崎、近藤と、傑物が揃いも、揃って、斉彬公方じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...私情を顧みる暇がない」斉彬の...
直木三十五 「南国太平記」
...三人は、同志の前で、斉彬のえらさを、何う説明したらいいかを考えながら、薄暗い廊下を退って来た...
直木三十五 「南国太平記」
...「ま、何うして、こんなに、御老中方は、斉彬様に、家督を譲らせようと、致しますのやら――又、舶来舶来と、重豪公の真似をして、折角のお金を無くなすことは、眼に見えておりますもの」「いや、それは、何れは、斉彬の世になるのじゃから、無くなるなら、いつかは無くなるが、西丸留守居の筒井肥前め、早く隠居を致せといわんばかりに、茶壺と、十徳を、二度まで、出しおった...
直木三十五 「南国太平記」
...久光は、愚かではないが、斉彬あっての、久光じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...斉彬は、鈴の紐を引いてから、静かに立上った...
直木三十五 「南国太平記」
...斉彬は、手紙の封を切りながら「休息させてやれ」と、その後姿へ、声をかけた...
直木三十五 「南国太平記」
...斉彬公の御代になってからのことにしては...
直木三十五 「南国太平記」
...嫡子修理大夫(斉彬)儀...
直木三十五 「南国太平記」
...斉彬公に入用じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...斉彬の枕頭へ坐った...
直木三十五 「南国太平記」
...斉彬の死を肯定しているようで...
直木三十五 「南国太平記」
...斉彬公へ尽すつもりであったのに――)「哲丸様も...
直木三十五 「南国太平記」
...左の方には、同じように石垣際に、一かたまりとなって、内部へ入れない軽輩が――それから、その人々の心の中には、斉彬の心が、いっぱいに――吉之助は、磯浜を見、右を見、左を見て、赤い眼に、又涙をためた...
直木三十五 「南国太平記」
...自分に対する斉彬の心づかい...
直木三十五 「南国太平記」
...斉彬公が、そう仰しゃっていた)行く者は、東へ、送る者は、城下へ...
直木三十五 「南国太平記」
...斉彬公は、非常に高い科学精神と、恐るべき直観力とを兼ね備えた稀(ま)れな天賦(てんぷ)の人であったことを初めて知った...
中谷宇吉郎 「島津斉彬公」
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