...まるでステッキに溝でも彫るようにきざみつけた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...これはいろいろの紋様を平面の板に彫るので工字紋(こうじもん)...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...彫るものの身になると...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...私は木は彫るが、蝋はいじったことはない...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...俺は木で彫るものなら何んでも彫ろう...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...木なら何んでも彫るとなると...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...行きなり木をつかまえて彫るのです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...彫る上にも気乗りがして来ました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...馬を彫るということならばとにかく...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...後藤先生の彫る馬は...
高村光太郎 「回想録」
...標準的な理想的な馬の形を彫るので...
高村光太郎 「回想録」
...丸刀というのは円い溝の形をした突いて彫る小刀である...
高村光太郎 「小刀の味」
...親殺しの墓につける標(しるし)を自分の墓石にも彫るように望まれました...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...タガネで彫る字は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...むじな机の前にどす黒くむじなのやうに坐つて書いてゐると座敷の隅の方にもも一人坐つて書いてゐる私のやうにむじなのやうなやつが机にかがみこんで唇を閉ぢて息をつめるやうにこつこつ彫るやうにかいてゐる實際...
室生犀星 「星より來れる者」
...彫る技は実に達者なものでありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...赤鶴の目はその手に持っている仮面(めん)を彫る鑿(のみ)その物のようだったのである...
吉川英治 「私本太平記」
...彫るだけは、茶山がいたそう』と、小刀をとって、杖の肌に文字を刻んでくれた...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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