...彼女は美しい形体をしています...
...彼の筋肉の形体を見ると、彼はジムに通っていることがわかる...
...彼の芸術作品は、形体の美しさを表現しています...
...彼女はスポーツ選手として、理想的な形体を求めている...
...彼らは解剖学の授業で、人間の形体について学んでいます...
...この形体との調和が失われずに来たのである...
津田左右吉 「陳言套語」
...しかしながら、見よ、私がこう言っている間に、それを火に近づけると、残っていた味は除き去られ、香りは散り失せ、色は移り変わり、形体は毀され、大きさは増し、流動的となり、熱くなり、ほとんど掴まれることができず、またいまは、打っても音を発しない...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...たぶんそれは私が現在思惟するものであったのであろう、すなわち、疑いもなく、蜜蝋そのものは、かの蜜の甘さでも、花の香りでも、かの白さでも、形体でも、音でも、あったのではなく、かえって少し前にはかの仕方で分明なものとして私に現われ、現在は別の仕方で現われるところの物体であったのである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...我々は色あるいは形体を基として蜜蝋がそこにあると判断する...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...何らかの形体または数の観念に劣らず...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...無意識こそ吾々の精神生活の普通の形体であって...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...色彩や形体は、ただぼんやりした反響をもたらすのみである音楽的共鳴としてしか、彼に働きかけてこなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ふいに形体(えたい)の知れない忿懣の情に駆られた...
豊島与志雄 「立枯れ」
...」「例の……形体ある空虚か...
豊島与志雄 「裸木」
...一つの形体から三十六の手が出て...
中里介山 「大菩薩峠」
...かかる形体上の写実を見ないで...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...人工を便利にして形体の平安を増すのみ...
福沢諭吉 「教育の目的」
...その形体威(いか)めしくやや竜に似て居るから竜より生じたという事と想いいた...
南方熊楠 「十二支考」
...文学においても様々の形体で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これらは或る形体をもってはいるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人間の知らない・何かほかの・類似の形体の方に似ているのだと信ずべきであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そうして形体だけの今なお残っていて...
柳田国男 「雪国の春」
...その形体を隠す目的よりは耳が痛いせいだった...
吉川英治 「八寒道中」
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