...歴史社会的事実を個人的当為と混同することは...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...この特有な意味で道徳的な――個々の主観的な個人倫理的道徳の当為からは独立でありそして物理的なるものに対する処の――道徳的事実(fait moral)に於ては...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...存在の偶然が妥当乃至当為の永遠性に干渉することは...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...個人的論理に近づいて行かなければならない当為を負わされている...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...従って始め当為や努力の裡に考えられていた意志の弁証法は...
戸坂潤 「辞典」
...この現実と理想との絶対的な深淵を当為(ゾルレン)を以て埋め得ると考えたりすることが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...真の当為はかかる個物の立場から起るものでなければならない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...具体的当為は、我々が自己自身を否定するものによって生きるという個人的存在としての自己矛盾から起るものでなければならない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...単に論理的矛盾から具体的当為は出ない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...当為として意識せられるのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...かかる実在の立場から無限の当為が出て来るのである...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...絶対の当為に撞着(どうちゃく)するのである...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...当為ということもない...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...犯人はあの朝〈那覇〉へ集った五人のうちのだれかだと言えるのです」「犯人が必ずそこに来合しているという……それは当為(ソルレン)です...
久生十蘭 「金狼」
...そこで意識一般は当為であるとか規範であるとかと答えられる...
三木清 「哲学入門」
...道徳的真理が当為であるということは...
三木清 「哲学入門」
...来るべき工藝は当為の工藝でなければならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...それは真実在であるとともにまた当為である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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