例文・使い方一覧でみる「当夜」の意味
スポンサーリンク...事件当夜は、ロイロットさんは早くから寝室へ下がりましたが、おそらくお休みになったのではないと思います... 
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...確に在宅していたことが分ったということです」若し雪子が当夜外出したとなると...
江戸川乱歩 「鬼」
...すると当夜（とうや）は...
大下宇陀児 「金魚は死んでいた」
...さてその祝言の当夜でございました...
橘外男 「蒲団」
...三破牢のあったというその当夜から...
中里介山 「大菩薩峠」
...せっかくの新婚当夜のような新しい気分が台無しになるのです――そこは米友が心得たもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...復活祭当夜の経験の方が...
夏目漱石 「それから」
...当夜の盛大な結婚式に列席した方々は...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...当夜第一の登城者であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...事件当夜一時五分前後に覚醒し...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...心に浮んでまいりました」御隠家様の殺害された当夜...
吉川英治 「江戸三国志」
...その人は、当夜の変を、こう見聞のまま書いているのである...
吉川英治 「私本太平記」
...――とまれ、宮のお身柄は、当夜、ただちに二条の馬場殿（うまばどの）（一説には常磐井殿の内）へ拘禁されたとまでは世間へも知れていたが、宮の候人（こうじん）殿（でん）ノ法印（ほういん）以下随参の供四十余名の猛者（もさ）などは、どこへ繋（つな）がれたか、どう処分されたのか、闇から闇に消し去られたかたちである...
吉川英治 「私本太平記」
...ここに当夜の模様などを描写するよりは...
吉川英治 「私本太平記」
...当夜の来客たちも...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして傅役（もり）の朱同が当夜からいなくなったという...
吉川英治 「新・水滸伝」
...おぬしが会って、用向きを訊きおいてくれ」「では、先年、府中へ出向かれて、和睦にまで成りかけたものを、当夜の喧嘩で、またぶち壊してしまったあの一方の者ですな」「そうだよ...
吉川英治 「平の将門」
...江戸表への御報告も偽りになる』当夜の立会人のひとり――城番加役宮崎若狭守（わかさのかみ）の子息市之丞がそう云って...
吉川英治 「夏虫行燈」
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