...薯蕷(じねんじやう)掘(ほ)る九州(きうしゆう)の山奥(やまおく)に到(いた)るまで石版画(せきばんゑ)と赤本(あかほん)は見(み)ざるの地(ち)なしと鼻(はな)うごめかして文学(ぶんがく)の功徳(くどく)無量広大(むりやうくわうだい)なるを説(と)く当世男(たうせいをとこ)殆(ほと)んど門並(かどなみ)なり...
三文字屋金平 「為文学者経」
...商人の方は浜を市場とする太っ腹の当世男とは見えるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その当時での当世男であると思うが...
長谷川時雨 「最初の外国保険詐欺」
...好色すぎると私はじめ兄弟はにがにがしがっております」「だって君などのような当世男に伊予介は譲ってくれないだろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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