...外交交渉において、相手国の強盛な国家との間での力関係が重要となる...
...近年、中国は経済面でも軍事面でもますます強盛となっている...
...企業の業績が強盛であることは、株主にとって望ましいことである...
...グローバル競争においては、強盛な企業がより優位に立つことが多い...
...日本もかつては強盛であったが、現在は衰退しているという指摘がある...
...併し疑ふらくは自ら知ることは自らあることの純一に強盛に素樸に發動することを妨げると云ふ一般的傾向を持つてゐるらしい...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...然(しか)れども強盛なる生存の意義の自覚に基かざる感激は...
石川啄木 「渋民村より」
...「こいつ、学校で、勉強盛りに、親がわるいと言うのを聞かずに、夢中になって、余り凝るから魔が魅(さ)した...
泉鏡花 「絵本の春」
...猶だ勉強盛りなのを中途で学校をやめて...
内田魯庵 「犬物語」
...俗人(ぞくじん)を教(をし)ふる功徳(くどく)の甚深(じんしん)広大(くわうだい)にしてしかも其勢力(せいりよく)の強盛(きやうせい)宏偉(くわうゐ)なるは熊肝(くまのゐ)宝丹(はうたん)の販路(はんろ)広(ひろ)きをもて知(し)らる...
三文字屋金平 「為文学者経」
...国力強盛にて外夷を駕馭(がぎょ)するに余らば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...右樣な状態なるが故に、日本は海中に孤立して居ても、其の國力の強盛、人民の智能の發達も、既に三韓諸國等の上にあつたので、決して三韓の文化を輸入したが爲め、日本の發達を促したと云ふが如きことはない、永い間の支那文化の感化に依つて適宜に國家の成立を致す樣になつたので、寧ろ斯の如く國家が強盛であつたが爲めに、高句麗よりかも、百濟、新羅よりかも、書契の採用が遲れたと解すべきである...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...アメリカの軍需産業の増大と軍備の強盛...
久生十蘭 「ノア」
...威権もっとも強盛にして...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...何に致せ蒲生氏強盛(ごうせい)の大名となりてより...
南方熊楠 「十二支考」
...常に列國の中にて強盛なりき...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...眼に光あって強盛なること成人に超えし故に...
柳田国男 「山の人生」
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