...彼の弱腰な態度にはがっかりした...
...組織の弱腰な対応には不満がある...
...緊急時には弱腰な判断はできない...
...彼は弱腰だが、勉強熱心である...
...今回の弱腰な方針には賛同できない...
...」お民はそのまま、すらりと敷居へ、後手を弱腰に、引っかけの端をぎゅうと撫(な)で、軽(かろ)く衣紋(えもん)を合わせながら、後姿の襟清く、振返って入ったあと、欄干(てすり)の前なる障子を閉めた...
泉鏡花 「女客」
...君ァこの土地じゃその方の草分だからな」「………………」弱腰をガクンと突き戻された形だった...
徳永直 「冬枯れ」
...沖田は女の弱腰(よわごし)を丁(ちょう)と蹴(け)る...
中里介山 「大菩薩峠」
...つい弱腰をはたと蹴ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...それとも、早慶戦、やってみるか、どっちが勝つか、負けるか?……」「負けました」勝則がはげしく抵抗して来るものとばかり思っていた要之助は、案外の弱腰に、いくらか、張りあい抜けがした模様だった...
火野葦平 「花と龍」
...子路は至って勇ありしと聞くが周王太子などいずれ柔弱な人なるべきに叱られて服した虎はよほど弱腰の生れだったと見える...
南方熊楠 「十二支考」
...瀧子はその弱腰を非難する気も失せるのである...
「鏡の中の月」
...負けて遁(に)げた者の弱腰を説くのと...
柳田国男 「山の人生」
...弱腰ドウと蹴られて倒れた...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...――直らんかっ」繩付の弱腰を蹴って...
吉川英治 「剣の四君子」
...何者かが後ろから弱腰を突いたものとみえる...
吉川英治 「三国志」
...「いつにない各の弱腰...
吉川英治 「新書太閤記」
...泳ぎかけるその弱腰へ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...とかく弱腰な指示をとっているようです...
吉川英治 「新・水滸伝」
...弱腰をついてしまった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...自身で命を絶つような弱腰では...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...弱腰を蹴とばして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...弱腰なものは逃げたり...
吉川英治 「宮本武蔵」
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