...彼の弱腰な態度にはがっかりした...
...組織の弱腰な対応には不満がある...
...緊急時には弱腰な判断はできない...
...彼は弱腰だが、勉強熱心である...
...今回の弱腰な方針には賛同できない...
...風に靡(なび)く弱腰かけて...
泉鏡花 「婦系図」
...かなり不愉快な努力でしたが、弱腰を見せると、何を言い出すかわからないと思ったので、私と妙子と二人並んで逢ってやることにしました...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...それとも、早慶戦、やってみるか、どっちが勝つか、負けるか?……」「負けました」勝則がはげしく抵抗して来るものとばかり思っていた要之助は、案外の弱腰に、いくらか、張りあい抜けがした模様だった...
火野葦平 「花と龍」
...政府の弱腰を嘆く丸山外務大丞の挂冠(けいかん)を横目で見送って何らの痛痒(つうよう)をも感じなかった...
本庄陸男 「石狩川」
...子路は至って勇ありしと聞くが周王太子などいずれ柔弱な人なるべきに叱られて服した虎はよほど弱腰の生れだったと見える...
南方熊楠 「十二支考」
...弱腰な将士の百千人にずっと勝(すぐ)れた軍功を建つるもあり...
南方熊楠 「十二支考」
...おみやの弱腰を蹴(け)った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...起ち上がろうとする弱腰を...
吉川英治 「大岡越前」
...「さりとは腑(ふ)がいなき味方の弱腰...
吉川英治 「三国志」
...この妙槍(みょうそう)にかかっては、さすがの呂宋兵衛も、弱腰になった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...その弱腰(よわごし)へ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「いつにない各の弱腰...
吉川英治 「新書太閤記」
...とかく弱腰な指示をとっているようです...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その弱腰を蹴(け)とばした...
吉川英治 「親鸞」
...自身で命を絶つような弱腰では...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...弱腰を蹴とばして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...弱腰なものは逃げたり...
吉川英治 「宮本武蔵」
...全てこの国の相場は金解禁と支那問題を目標にして動いているのであるが米良は政府の弱腰をせせら笑いながら惨落した砂糖株でしこたまもうけた...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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