...彼女はいつも弱味を見せずに強い女性として振る舞っている...
...このアプリは、スマホの設定を弄ることなく、ネット弱味を回避することができる...
...彼の意見には弱味があって、それが彼の主張を弱くしている...
...警察には、犯人が犯罪を犯すために使う弱味をいかに抑止するかという問題がある...
...彼は自分の弱味を知っているので、それを補うために精一杯努めている...
...勿論お敏のためにも弱味を見すべき場合ではないので...
芥川龍之介 「妖婆」
...また市中のならずものは松井の弱味に付け入りて同家へ押し掛け...
井上円了 「おばけの正体」
...その弱味につけ込んで...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...こっちに充分の弱味があるので...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...どの男もどの男も女に対しては悉皆(みんな)共通の弱味を持つてゐるので...
薄田泣菫 「茶話」
...客を引いて貰ふと云ふ弱味があり...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...ここで弱味を見せて...
中里介山 「大菩薩峠」
...恋する者の弱味と言うものでしょうか...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...啓吉啓吉なンて何ですか! 弱味があるンでしょう? ――本当に...
林芙美子 「泣虫小僧」
...どこにあるのか思いだせなかったの……そういう弱味があるので...
久生十蘭 「あなたも私も」
...(四月七日)僕は子供の時から弱味噌(よわみそ)の泣味噌(なきみそ)と呼ばれて小学校に往ても度々泣かされて居た...
正岡子規 「墨汁一滴」
...われわれの小さな弱味を識っている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
......
柳田国男 「海上の道」
...こちらの弱味を曝(さら)すようでできなかった...
山本周五郎 「薊」
...だからよけい弱味を見せちゃいけないの...
山本周五郎 「寒橋」
...大きく稼ぐには人間の弱味を掴むに限るよ...
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」
...弱味があったらつけ込もう...
夢野久作 「鼻の表現」
...弱味をつかまれて身を縮めたお蝶の艶な姿が...
吉川英治 「江戸三国志」
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