...彼女はいつも弱味を見せずに強い女性として振る舞っている...
...このアプリは、スマホの設定を弄ることなく、ネット弱味を回避することができる...
...彼の意見には弱味があって、それが彼の主張を弱くしている...
...警察には、犯人が犯罪を犯すために使う弱味をいかに抑止するかという問題がある...
...彼は自分の弱味を知っているので、それを補うために精一杯努めている...
...女の強味(弱味ともいわばいえ)になるべき優(すぐ)れた肉体と激しい情緒とがあるのだ...
有島武郎 「或る女」
...今まで誰れの前にも弱味を見せなかったらしいその顔が...
有島武郎 「クララの出家」
...自分のその弱味を見る事が...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...ルーズベルトのお願いしたいと申す新兵器は絶対に弱味のない不死身(ふじみ)の手のつけられないハリケーンの如き凄い奴を...
海野十三 「共軛回転弾」
...彼はあまりに健全すぎ正気すぎ弱味がなさすぎる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...何かそれを私の大いなる弱味の如く考えているらしく...
太宰治 「親友交歓」
...そういう弱味に付け込んで...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...しかし当方にも余り多くを望み得ない弱味があることを考え...
谷崎潤一郎 「細雪」
...実際ヘーゲルがシェリングに対して持つ弱味と見なければならぬ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...しかしどこまでも弱味を見せないつもりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...さうなると此方は少し弱味で...
南部修太郎 「S中尉の話」
...あたしはあの人の弱味を知っているんですもの...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...とても敵ひがたき弱味をば付目にして...
樋口一葉 「たけくらべ」
...(四月七日)僕は子供の時から弱味噌(よわみそ)の泣味噌(なきみそ)と呼ばれて小学校に往ても度々泣かされて居た...
正岡子規 「墨汁一滴」
...こちらの弱味を曝(さら)すようでできなかった...
山本周五郎 「薊」
...朝廷に人なく軍威なきにも似る」「それはすぐ在京武者に弱味をおもわせ...
吉川英治 「私本太平記」
...ずいぶん弱味がおありとみえて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...または強者に対する被征服者の弱味を聯想せしめる...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
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