...彼女はいつも弱味を見せずに強い女性として振る舞っている...
...このアプリは、スマホの設定を弄ることなく、ネット弱味を回避することができる...
...彼の意見には弱味があって、それが彼の主張を弱くしている...
...警察には、犯人が犯罪を犯すために使う弱味をいかに抑止するかという問題がある...
...彼は自分の弱味を知っているので、それを補うために精一杯努めている...
...偽善者はよくその強味と弱味とを知っている...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...私の強味が弱味より多過ぎたのかも知れない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...欲に繋(つな)がる男心の弱味をいつでも掴(つか)んでいられそうに思えた...
徳田秋声 「爛」
...実際ヘーゲルがシェリングに対して持つ弱味と見なければならぬ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...俺(おいら)あ――惚れた弱味ってこのことだ...
直木三十五 「南国太平記」
...しかしどこまでも弱味を見せないつもりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...人並より弱味を備えた人であったことを知った時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...いつも兵馬の弱味がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...さうなると此方は少し弱味で...
南部修太郎 「S中尉の話」
...恋する者の弱味と言うものでしょうか...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...いつもしまいには自分の弱味で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...この飛び方は照子に見られなかつたのかも知れないぞ……さうだとするとまた一つ余外な弱味を握られてしまつたものだ...
牧野信一 「妄想患者」
...そういう人たちの仲間入りがしたいという弱味を持っていることは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...その弱味をかくす爲めに...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...見榮(みえ)坊の東京の人間の弱味が自分をして前後の分別も無くなさしてしまつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...その人をより多く愛している弱味のある自分は心を乱さないではいられないであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こちらの弱味を曝(さら)すようでできなかった...
山本周五郎 「薊」
...朝廷に人なく軍威なきにも似る」「それはすぐ在京武者に弱味をおもわせ...
吉川英治 「私本太平記」
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