...今日の金港堂は強弩(きょうど)の末(すえ)魯縞(ろこう)を穿(うが)つ能(あた)わざる感があるが...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...弩竜号に関しては...
海野十三 「のろのろ砲弾の驚異」
...すぐさま弩竜号に...
海野十三 「のろのろ砲弾の驚異」
...(中略)見二所レ用弩一...
高木敏雄 「比較神話学」
...それが戈(ほこ)を持ち弩(いしゆみ)を持っていた...
田中貢太郎 「胡氏」
...是れ所謂る強弩の末...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...百濟王の獻じたりといふ觀音木像、丈九尺幅二尺餘、纖にして脩、柳絲の地に貼せるが若し、木像の四天王は佛壇の四偶に在りて、直立して得物を執れるさま、捧げ銃を行ふ番兵に似たり、手脚弩張せず、顏貌も苦りてはあれどたけりては在らず、山口直作といへば、推古の世のものなるべし...
内藤湖南 「寧樂」
......
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...弩が機発するのは射る者があってこれを発するからである...
三木清 「親鸞」
...羅(ロ)の名将レグルス兵隊をして大弩(おおゆみ)等諸機を発して包囲する事塁砦(るいさい)を攻むるごとくせしめ...
南方熊楠 「十二支考」
...弩弓手(どきゅうしゅ)へ号令した...
吉川英治 「三国志」
...弩弓(どきゅう)を乱射した...
吉川英治 「三国志」
...もっぱら弩(つよゆみ)をもって一戦仕掛けては如何でしょう」と...
吉川英治 「三国志」
...汝は砦(とりで)の狭間(はざま)狭間に弩(いしゆみ)を張り...
吉川英治 「三国志」
...連弩(れんど)石弩(せきど)を撃ちこみ...
吉川英治 「三国志」
...一直線(ちょくせん)――弩(ど)をはなれた鉄箭(てっせん)のように飛んでしまった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...石弩(いしゆみ)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...八十の銃兵、百二十の弩兵、八十の騎兵、十七八門の大砲等を含んだ八百名の軍隊、十八隻の船隊であるから、コルテスの遠征よりは遙かに有力である...
和辻哲郎 「鎖国」
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