...「弥次郎太鼓」の演奏は迫力がある...
...弥次郎が好きな料理は何ですか?...
...弥次郎って名前の人と出会ったことがある?...
...昔、弥次郎という人物がこの地域で有名だったらしい...
...弥次郎という名前は男性専用の名前なのかな?...
...しかも嬉しい事には、談話に続けて、続膝栗毛善光寺道中に、落合峠のくらやみに、例の弥次郎兵衛、北八が、つれの猟夫の舌を縮めた天狗の話を、何だ鼻高、さあ出て見ろ、その鼻を引(ひきむし)いで小鳥の餌を磨(す)ってやろう、というを待たず、猟夫の落した火縄忽(たちま)ち大木の梢に飛上(とびあが)り、たった今まで吸殻ほどの火だったのが、またたくうちに松明(たいまつ)の大(おおき)さとなって、枝も木の葉もざわざわと鳴って燃上ったので、頭も足も猟師もろとも一縮み、生命ばかりはお助け、と心底から涙……が可笑(おか)しい、面屋(とちめんや)と喜多利屋(きたりや)と、這個(しゃこ)二人の呑気ものが、一代のうちに唯一度であろうと思う……涙を流しつつ鼻高様に恐入(おそれい)った、というのが、いまの南方氏の随筆に引いてある...
泉鏡花 「遺稿」
...これを聞くと弥次郎兵衛...
泉鏡花 「歌行燈」
...……と同時に弥次郎兵衛の車も...
泉鏡花 「歌行燈」
...」と弥次郎兵衛...
泉鏡花 「歌行燈」
...あなたは弥次郎兵衛様でございますな...
泉鏡花 「歌行燈」
...俺(おれ)を弥次郎兵衛は難有(ありがた)い...
泉鏡花 「歌行燈」
...弥次郎兵衛は一つ咽(む)せた...
泉鏡花 「歌行燈」
...ところで人生を旅路と考え、弥次郎兵衛、喜多八の膝栗毛を思い、東海道五十三次の昔の旅を偲(しの)ぶとき、私どもは、ここにあの善財童子の求道譚(くどうものがたり)を思い起こすのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...代官久野谷弥次郎...
太宰治 「右大臣実朝」
...子爵品川弥次郎の徒をして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...先年はあすこで弥次郎兵衛喜多八の両君が...
中里介山 「大菩薩峠」
...曾(かつ)て京都へ遊びに行った弥次郎兵衛と喜多八とが...
中里介山 「大菩薩峠」
...先輩の弥次郎兵衛と喜多八が...
中里介山 「大菩薩峠」
...道庵がかくまで名古屋人士の人気を取ったという一つの理由は、無論木曾川で、ここの藩中の重役の命を取返したという余徳がさせることであるが、他の半面には、この医卜(いぼく)に隠れたる英雄(?)は、まず自分が何故に、わざわざこの金鯱城下に駕(が)を枉(ま)げたかという理由を説明して、それは郷国の先輩、弥次郎兵衛、喜多八が東海道膝栗毛という金看板をかかげながら、東海道の要(かなめ)を押えるところの尾張の名古屋を閑却しているということに、ヒドイ義憤を感じていること、宮簀姫(みやすひめ)を出し、頼朝を出し、信長を出し、秀吉を出し、金の鯱(しゃちほこ)を出し、宮重大根を出し、手前味噌を出しているところの尾張の名古屋の城下を踏まずして、東海道膝栗毛もすさまじいやという義憤が、わざわざ道庵先生をして、金鯱城下に駕を枉げしめ、先輩、弥次郎兵衛、喜多八の足らざるを補うという神妙なる親切気が、名古屋城下の人を歓喜せしめたのみではありますまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...武蔵国(むさしのくに)那珂郡(なかごおり)の住人弥次郎入道(実名不詳)という人も上人の教化を蒙(こうむ)って一向念仏の行人となったが矢張り上人から手紙を貰って秘蔵していた...
中里介山 「法然行伝」
...その甥弥次郎という者が文亀三年に始めて被官として来たことが見える...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...弥次郎兵衛(やじろべえ)というおでん屋に入った...
火野葦平 「糞尿譚」
...そこから宇佐美弥次郎が駈けて来る姿へ...
吉川英治 「私本太平記」
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