...弥四郎頭巾の裏紅絹(うらもみ)を抜いた錣(しころ)頭巾でもないし...
中里介山 「大菩薩峠」
...思案橋を渡つて、瓦町(かはらまち)を西へ進む坂本の跡には、本多、蒲生(がまふ)の外、同心山崎弥四郎、糟谷助蔵(かすやすけざう)等が切れ/″\に続いた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...楠木弥四郎もついて行っている...
吉川英治 「私本太平記」
...初めて甥(おい)の楠木弥四郎にたずねていた...
吉川英治 「私本太平記」
...すぐにも吉報を告げてまいりましょうが」「弥四郎」「はっ」「正成は参内の後...
吉川英治 「私本太平記」
...いま駅門に馬をつないだ和田助家と楠木弥四郎の報告をうけていた...
吉川英治 「私本太平記」
...弥四郎正氏はどこを衝(つ)いているか...
吉川英治 「私本太平記」
...「弥四郎は」「こ...
吉川英治 「私本太平記」
...弥四郎はこの時に戦死した...
吉川英治 「私本太平記」
...大賀弥四郎ほどな屋敷を構えていたものはなかったろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...弥四郎である...
吉川英治 「新書太閤記」
...弥四郎のあばたを見まもっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...弥四郎にも、同じ不安があったらしく、「日ごろ、お人好しの平六といわれている人間、いと無造作に、こっちの恩を感じるかと思いのほか、急にいやな顔をして帰った...
吉川英治 「新書太閤記」
...弥四郎の取りなしによるものでないことは...
吉川英治 「新書太閤記」
...大賀弥四郎の卑(いや)しいことばやその無礼を訴えて帰ったそのあとからのことである...
吉川英治 「新書太閤記」
...大賀弥四郎のやしきは彼方(かなた)に見えて来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...弥四郎を迎えに来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...幟には――叛逆の張本人大賀弥四郎重秀(しげひで)と書いてあった...
吉川英治 「新書太閤記」
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