...水戸藩は、学問の振興に力を入れ、藩校・弘道館を設立した...
...佐賀藩には弘道館(こうどうかん)というものがあって...
大隈重信 「青年の天下」
...この際一藩の子弟を育てるという重大任務を有する弘道館が...
大隈重信 「青年の天下」
...弘道館の現制に反抗した我輩等はその主張の容(い)れられないのは無論(むろん)のこと...
大隈重信 「青年の天下」
...弘道館は第二公園に在り...
大町桂月 「常磐の山水」
...なほ梅花堆裡に弘道館の跡あり...
大町桂月 「水戸觀梅」
...ついでに弘道館の公園のあたりを見物させて貰はう――あの時僕は嚏に追ひかけられて一目散に此処を突つ切つてしまつたので...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...恰で弘道館の学生が鐘を叩きに走る光景のやうだと見惚れていらしつたわよ...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...五枚の下画を示されたるを見るに水戸弘道館(みとこうどうかん)等の画にて二寸位の小き物なれど筆力勁健(けいけん)にして凡ならざる所あり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...弘道館学術世話取並御屋形御講釈...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...折々弘道館へ出席致世話候様」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...彰考館と弘道館の見学の便宜をはかるようにとあったが...
山本周五郎 「新潮記」
...帰りに弘道館へ案内してもいいだろう」「お供します」秀之進もしずかに立った...
山本周五郎 「新潮記」
...益々力を入れて八歳の時には弘道館述義と...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...幽谷の寫した常陸風土記だの東湖の弘道館記述があつた...
吉川英治 「折々の記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??