...弘化四年丁未(ていび)孝明天皇即位...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...〔註〕天保、弘化度、社会生活の一斑(いっぱん)は、左に掲ぐる、当時の記録によりてその一斑を察すべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼は弘化元年六月二十一日に出で...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...(註、菊細工の本場は文化以後染井巣鴨(すがも)に移り、弘化年間に根津、谷中、駒込を中心として精巧な菊人形に進化し、一時中絶して、明治十年頃團子坂の菊人形に復活したのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...信子が嫁にきた時分(弘化元年雲浜三十四歳)...
服部之総 「志士と経済」
...弘化四年生れの彼は...
正岡容 「山の手歳事記」
...弘化四年(西暦一八四七)三月二十四日...
武者金吉 「地震なまず」
...信州で弘化四年(西暦一八四七)の大地震を経験した...
武者金吉 「地震なまず」
...仁和三年(西暦八八七)と弘化四年(西暦一八四七)の信濃北部大地震を比較すると...
武者金吉 「地震なまず」
...弘化三年は蘭軒歿後第十七年である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...弘化(こうか)元年に躋寿館(せいじゅかん)の講師になった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...五百が三十二になった弘化(こうか)四年に生れて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...尋(つ)いで弘化三年十一月二十二日に至って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...弘化三年に五十八歳で歿したから...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...弘化(こうか)年間に出来た『駿河(するが)国新風土記(しんふどき)』には...
柳田国男 「木綿以前の事」
...弘化元年、藩主斉昭が幕府の譴責(けんせき)にあって隠居謹慎を命ぜられ、その帷幄(いあく)の士たる藤田彪(東湖)、戸田忠敞ら一派が罪せられた...
山本周五郎 「新潮記」
...梅津羽左衛門の娘で弘化三年に縁組したが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...弘化、嘉水と、年号の短く変るのまでが、慌(あわただ)しい感じを世に与えた...
吉川英治 「山浦清麿」
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