...「引証する」とは、ある文献や論文から引用することを指す...
...学術論文において、引証は必要不可欠な要素である...
...引証には、脚注や参考文献などの方法がある...
...引証は正確な情報を提供することが求められる...
...プレゼンテーションや報告書でも、引証は信頼性を上げるために行われることがある...
...あの辛辣(しんらつ)な弁難攻撃の間に態々(わざわざ)引証されてあるからである...
芥川龍之介 「るしへる」
...引証を細かく書き込んだばかしか...
薄田泣菫 「茶話」
...古代の神話に関して、後世に告ぐる所あらんが為めに、作為せられたる著作の、徴証たるは勿証、引証、論及、日記、書簡の類に至るまで、苛くも神話に関して、何事かを教うるもの、教え得るものは、悉く之を徴証と称す可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...偶然の一致の例として引証せらる...
高木敏雄 「比較神話学」
...取引証書によって(sur bons)なされると仮定した...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...私がここで特に声を大きくして宣伝したような部類の統計的現象を全然閑却していたことも引証されようかと思う...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...目に見えぬ微小部分が存するゆえんが引証されている...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...その古典を引証するがごときはあえて精確なるを要しやせん...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...博士は横文字の書物を引証して堂々と反対者に駁論したんだから...
平林初之輔 「或る探訪記者の話」
...彼が結婚の出産性を証示するものとして記録簿を引証しているスウェーデンとフランスとの二国は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...論理の巧妙と引証の該博と討究の周到とは彼らが得意気に人に誇示するところである...
三木清 「語られざる哲学」
...伽羅千代萩(めいぼくせんだいはぎ)の文句を引証し...
山路愛山 「明治文学史」
...以斯班牙(イスパニア)語を引証せらるれば高橋君一々其出処を論ぜらる...
山路愛山 「明治文学史」
...……………………………………白石一流の文章と引証(いんしょう)で...
吉川英治 「江戸三国志」
...「新・平家」でも引証につかったから...
吉川英治 「随筆 新平家」
...よく古画論評の引証としてつかわれる...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...よく武道史の引証になっているが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...大兄も引証の書として「東作誌」の記載にもあるように...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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