...引見を求める。 (To request an audience.)...
...客を引見する。 (To introduce visitors.)...
...引見に係る手続き...
...率直な引見に応える...
...引見が許可されなかった...
...「マラソン優勝者エルアフイ氏は競技の直後特に私を引見し...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...初めて僕ら新聞記者を引見するという知らせがあったのである...
海野十三 「宇宙尖兵」
...農商務省では対島秘書官が彼等を引見して...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...妖僧金升文を皇帝に引見せしめて無稽の惑言を爲さしめ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...某君は一々座敷へ通して引見する...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...また管轄の主(おも)な助任司祭をほとんど毎日引見しなければならない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...同年の十二月に答礼かたがた実隆が鉤りの里に伺候した時には、特別に引見した...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...参列者を引見されるために客座敷へお出しになる時に玉鬘夫人と面会された...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...薫を御引見になったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...昼四(よ)つ時(どき)に跡部が坂本を引見した...
森鴎外 「大塩平八郎」
...玄機は人を屏(しりぞ)けて引見し...
森鴎外 「魚玄機」
...飯田さんは快(こころよ)く引見(いんけん)して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...抽斎は引見した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...頼該は秀之進を書斎で引見した...
山本周五郎 「新潮記」
...諸士引見も略され...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...使いの大島雲八を引見(いんけん)した...
吉川英治 「新書太閤記」
...佐々成政が、浜松を去り、やがて清洲でも、得るところなく、むなしく北陸へ帰ったと聞いて、家康が、「やれやれ」と、思っていると、またぞろその直後、紀州(きしゅう)の畠山貞政(はたけやまさだまさ)が、(腹心の者二名、そっとさし遣わしたれば、御引見のうえ、何ら、御腹蔵なく、篤(とく)と、御内議を給わりたい)とある書簡をもたせて、自身の家臣、江島太郎左衛門と渡辺和泉(わたなべいずみ)の両人をさし向けて来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...宰相(さいしょう)官邸で早打の使者を引見(いんけん)した大臣蔡京(さいけい)であったこと...
吉川英治 「新・水滸伝」
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