「引掛け」の意味
何かを引っ掛けること
「引掛け」の例文(場面別)
- 日常会話ドアに引掛けてしまって、コートが破れてしまった。
- ビジネスプロジェクトの進行中に予期せぬ問題に引掛けてしまい、スケジュールが遅れた。
- ニュース漁船が漁網に引掛けてしまい、救助活動が行われた。
小説での「引掛け」の使い方
...山繭縮緬(やままゆちりめん)の縞(しま)の羽織を引掛けて...
泉鏡花 「婦系図」
...それを引掛けて横になって眼を開けてみると太陽はまだ西の墻(まがき)を照しているのだ...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...車はたちまち人を引掛けてふらふらと挽き倒した...
魯迅 井上紅梅訳 「些細な事件」
...伊達巻の寝巻姿にハデなお召の羽織を引掛けた寝白粉の処班らな若い女がベチャクチャ喋べくっていた...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...奇妙な風体(ふうてい)をして――例えば洋服の上に羽織を引掛けて肩から瓢箪(ひょうたん)を提(さ)げるというような変梃(へんてこ)な扮装(なり)をして田舎(いなか)の達磨茶屋(だるまぢゃや)を遊び廻ったり...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...鷹の爪に引掛けられたんですよ」「今日は鷹の御機嫌が悪るかったんだ」「鷹が悪いんじゃない...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...夜中に鴨居(かもい)へ細帯を引掛け...
永井荷風 「桑中喜語」
...襟付のお召に縫取をした小紋の羽織を引掛けた衣裳の好み...
永井荷風 「来訪者」
...いつぞやの晩には恥かしそうに密(そっ)と引掛けた打掛を...
中里介山 「大菩薩峠」
...ありったけだらしなく干物(ほしもの)のように引掛けておく)竹の床の下にどもの鳴声が聞える...
中島敦 「環礁」
...耳殻(じかく)に三廻(みまわり)ほど巻いて引掛けている...
中島敦 「環礁」
...いつでも上履(スリッパー)を引掛けているため...
夏目漱石 「行人」
...男の羽織と半纒を引掛けた淺ましい姿がたまらなく恥かしかつたのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寒かったろうに一ぱい引掛けて行くがよいと...
柳田国男 「木綿以前の事」
...現に私たちもこれを引掛け合って...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...この茎を引掛け合う遊びがあり...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...屋敷まわりの一定の樹の枝に引掛けて置き...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...黒襟のかかった八反かなにかの半纏を引掛けた銘酒屋タイプ...
山本笑月 「明治世相百話」
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