...私は彼の妙な引っこみ思案に対して遠慮は少しもしませんでした...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...一つはその引っこみ思案と...
谷譲次 「踊る地平線」
...引っこみ思案だから……気が咎(とが)めて仕方がないだろう...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...引っこみ思案の少年になって...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...土方といえども頭(かしら)がやられりゃ皆々出かける中間(ちゅうげん)小者(こもの)に劣った了簡(りょうけん)引っこみ思案は泰平な時だよこれほど励まし...
中里介山 「大菩薩峠」
...内気で陰鬱で引っこみ思案で...
野村胡堂 「死の舞踏」
...引っこみ思案のところがあって...
火野葦平 「花と龍」
...ゆうべみたいに引っこみ思案じゃいけなくってよ...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
便利!手書き漢字入力検索