...女がいたゞく其(その)水を上(あ)げ下(おろ)し見申せば子持金(こもちがね)がなゝ(ママ)九つ二つを宿に置き候(そうろう)七つで倉を建て候……………………………………天竺(てんじく)の雲のあひから十三姫(ひめ)がなゝ(ママ)米をまく米まけば只(ただ)もまけかしみろく続けと米をまき云々というような言葉があり...
柳田国男 「海上の道」
...三姫に良人の兜(かぶと)を捧(ささ)げさせて...
山本周五郎 「日本婦道記」
...正妻の寧子に仕えている女たちは、三姫のうちでも、殊に、姉姫の茶々が、亡き母のお市の方にもまさる天質の美人なのに心をいためて、(茶々のお方も、もう十八でございますもの...
吉川英治 「新書太閤記」
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