...無理にも新蔵の浮かない気分を引き立てようとし始めました...
芥川龍之介 「妖婆」
...彼が引き立てても何も知識の得られないことは...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...時の権力者から引き立てられる見込がない...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...左すれば『ほととぎす』発行者などは大に声援引き立ててやる義理も有之べきかと存候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...御前におりました若殿原(わかとのばら)が早速引き立てゝ参りました...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...引き立てられてゆくところを...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...人は引き立てらるることを求むるから...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...二三日の間は此の鴉の騒ぎが私の心を引き立てた位であつた...
長塚節 「隣室の客」
...あの奥さんが始終(しじゅう)継子さんと、それからあの三好さんて方(かた)を、引き立てよう、引き立てようとして、骨を折っていらっしゃるんですもの」「ところがあのお継と来たら、また引き立たない事夥(おびただ)しいんだからな...
夏目漱石 「明暗」
...左右から清作を引き立てるのです...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...瘤だ――あっはっはっは! (成吉思汗(ジンギスカン)の気を引き立てようと...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...ぐいぐい引き立てて来たが...
水野葉舟 「北国の人」
...惟光(これみつ)や良清(よしきよ)らは、自身たちの命はともかくも源氏のような人が未曾有(みぞう)な不幸に終わってしまうことが大きな悲しみであることから、気を引き立てて、少し人心地(ひとごこち)のする者は皆命に代えて源氏を救おうと一所懸命になった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...顔をことさら引き立てているように見えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これは皆権十郎を引き立てるためであった...
森鴎外 「細木香以」
...却(かえっ)て廊下番の兵隊共に引き立てられて...
夢野久作 「白髪小僧」
...検束されたものがそれぞれ引き立てられ空虚になったが...
横光利一 「旅愁」
...彼は極く優しい調子でゴオドの氣を引き立てようとした...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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