例文・使い方一覧でみる「引き合わせ」の意味

...そして自分の妻になる女を両親に引き合わせた... そして自分の妻になる女を両親に引き合わせたの読み方
モオパッサン秋田滋訳「親ごころ」

...たがいに引き合わせると... たがいに引き合わせるとの読み方
海野十三「爆薬の花籠」

...玉山氏が特に私を若井氏に引き合わせたことには理由があったのでした...
高村光雲「幕末維新懐古談」

...矢張御佛のお引き合わせだと思われてなりませぬ... 矢張御佛のお引き合わせだと思われてなりませぬの読み方
谷崎潤一郎「聞書抄」

...「阿曽さんという方」と美佐子が簡単に引き合わせた... 「阿曽さんという方」と美佐子が簡単に引き合わせたの読み方
谷崎潤一郎「蓼喰う虫」

...首帳（くびちょう）と引き合わせたり... 首帳と引き合わせたりの読み方
谷崎潤一郎「武州公秘話」

...ひとつ最愛の妻にお引き合わせ致しましょう... ひとつ最愛の妻にお引き合わせ致しましょうの読み方
アントン・チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「イオーヌィチ」

...自分は急いで教室主任のＮ教授やＴ老教授にもその来訪を知らせ引き合わせをしたのであったが...
寺田寅彦「Ｂ教授の死」

...引き合わせてくれて... 引き合わせてくれての読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「緋のエチュード」

...私がお店の前を通りかかったのは神様のお引き合わせでございます...
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...これこそ運命の引き合わせってものさ！　この野郎とおれとは縁もゆかりもない仲だろ？　第一どこからやって来た男とも分りゃしないし...
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...ジョバンニは拾（ひろ）った活字（かつじ）をいっぱいに入れた平（ひら）たい箱（はこ）をもういちど手にもった紙きれと引き合わせてから... ジョバンニは拾った活字をいっぱいに入れた平たい箱をもういちど手にもった紙きれと引き合わせてからの読み方
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」

...実父に引き合わせてからはもう源氏は道徳的にはばからねばならぬことから解放されたように...
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...今からお引き合わせをするのじゃから早く来い」と云ううちに... 今からお引き合わせをするのじゃから早く来い」と云ううちにの読み方
夢野久作「オシャベリ姫」

...実物とを引き合わせてみた時の喜びは又ドンナでしたろう... 実物とを引き合わせてみた時の喜びは又ドンナでしたろうの読み方
夢野久作「キチガイ地獄」

...襟元（えりもと）を引き合わせて立ち止まった... 襟元を引き合わせて立ち止まったの読み方
夢野久作「白菊」

...これこそ天の引き合わせであろうと... これこそ天の引き合わせであろうとの読み方
吉川英治「三国志」

...祖先尊氏の引き合わせかもわからない... 祖先尊氏の引き合わせかもわからないの読み方
吉川英治「随筆　私本太平記」

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病癖丞相家部

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