...その専制的国家は最後の息を引き取って残り無く滅亡し...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...一まずここを引き取ってもらいたい...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...亭主の言葉を引き取って...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...一体誰が引き取って何処(どこ)から葬式を出すことになるのか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...とにかくこの児を引き取って世話をしてやろう...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...そこで彼女は少年を自分のいる離れへ引き取って...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...とうとう引き取ってしまったんですッて」「まあ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼は三つになったばかりのドミトリイ・フョードロヴィッチを自分の手もとへ引き取って...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...魚の事だから潮(しお)を引き取ったと云わなければならん――潮を引き取って浮いているのを見た者はないからだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...いささか考える次第がありますから保留して頂きます」局長は引き取って...
久生十蘭 「魔都」
...「者でがす」と引き取って...
牧逸馬 「助五郎余罪」
...引き取って幻滅を感じるのではないかと危(あや)ぶむ心も源氏にはあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...周禎に交渉して再び鉄を引き取ってもらおうとした...
森鴎外 「渋江抽斎」
...彼女が首になると同時に自宅に引き取って...
夢野久作 「少女地獄」
...裏門からそっと引き取って行って...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...戦死した一族の子も引き取っているし...
吉川英治 「新書太閤記」
...まず第一に、『浅野内匠頭事、お沙汰あるまで、田村右京太夫方へお預け』次には、『吉良上野介事、致し方、神妙なるに依って、構いなく、引き取って、療養仰せつけらる』と云う沙汰触(さたぶ)れであった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...貧民の嬰児をどしどし引き取って哺育する...
和辻哲郎 「鎖国」
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