...此弐銭はいろ/\の意味で意味ふかいものだつた...
種田山頭火 「行乞記」
...赤子が泣くめつきり夏めいて机の上の蟻も・ながい毛がしらがもらうてきてうゑてをくよいくもり昨日の所得 昨日今日の買物米 一升一合 一金十六銭 酒二合 一金弐銭 切手一枚銭 十七銭 一金六銭 醤油二合 一金五銭 湯札弐枚換算して一金四十一銭也...
種田山頭火 「行乞記」
...争って大弐様のお弟子になったちうことです...
中里介山 「大菩薩峠」
...町人ハ壱文弐文ヲアラソウ故...
中里介山 「大菩薩峠」
...潰(つぶ)しにしたってせいぜい弐参拾円で買える家ですよ...
林芙美子 「清貧の書」
...原稿用紙の下にしいた弐拾円の金を袂に入れると...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...○鯛は蛋白質弐割ありて滋養分略(ほぼ)比良目に同じ...
村井弦斎 「食道楽」
...大弐は源氏へ挨拶(あいさつ)をした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大弐(だいに)の五節(ごせち)に逢いたいと源氏は願っていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...実は大弐夫人は九州の長官夫人になって出発して行く希望に燃えているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大弐(だいに)の夫人の贈った衣服はそれまで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...少弐家の息子たちを監は旅宿へ呼んで姫君との縁組みに助力を求めるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「……東寿どうしたか」大弐が呼びかけた...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...土井(どい)さまと山口さまのお二人が」「二人がどうしたって」「大弐を斬るとおっしゃって出ていらっしゃいました」「桃井はどうした...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...大弐は大股に戻って来た...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...私達四人の茶代を加へて弐円弱であると云ふのに...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...人口弐万の支那街を成してゐると云ふが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...そこへ少弐(しょうに)の太宰兵(だざいへい)三百名が加わったので...
吉川英治 「私本太平記」
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