...お祭といっているが春秋二季の大式日(だいしきじつ)...
泉鏡花 「遺稿」
...式日(しきじつ)以外(いがい)女生の袴(はかま)など滅多に見たこともなかったが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...なんでも一日か十五日かの式日で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...或る式日は奥の老女と中老のみが表の御居間へ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...とうとう床についたまま式日になった...
中勘助 「結婚」
...これと同時に抽斎は式日(しきじつ)に登城(とじょう)することになり...
森鴎外 「渋江抽斎」
...独礼とは式日(しきじつ)に藩主に謁するに当って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それからもう一つの式日はドンガの日...
柳田国男 「海上の道」
...その前後の式日を祭じまいとして...
柳田国男 「年中行事覚書」
...正月その他の式日(しきじつ)にも用いることがある...
柳田国男 「木綿以前の事」
...殊に毎年の節供(せっく)という式日(しきじつ)の価値が...
柳田国男 「木綿以前の事」
...式日のときに伺候するだけだから...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...その式日に「置毒(ちどく)される」ということは二度...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...将軍家奉答の式日中の大事の式日である...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...大紋を着用する式日に於て...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...しかも曠(はれ)の式日に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...正月は式日が多い...
吉川英治 「べんがら炬燵」
...二月一日は、日光のお鏡開(かがみびら)き、これも式日だ...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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