...「廻送」は日本郵便や運送会社が荷物や郵便物を集荷してから配達先まで回すことを意味します...
...今日送った書類は、明日の廻送で届く予定です...
...廻送業務の効率性を高めるために、ルートの最適化が行われています...
...配達員は、自転車やバイクを使って廻送を行います...
...荷物の輸送状況を確認するために、オンラインで廻送状況を検索できます...
...出来るそばからそっちの方へ廻送しているらしいんだし...
犬田卯 「米」
...事の発端は政府が仏国に託して製造させた艦が廻送されて瀬戸内海に入りながら...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...7羅馬(ローマ)のホテルから廻送して来た...
谷譲次 「踊る地平線」
...江戸に廻送するの用に供せんがためなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...または東京より廻送すべき荷物(東京に於て特に注意して搗(つ)かしめたる白米または家財等)さては祖父の墓参を為(な)すなど...
野中到 「寒中滞岳記」
...三番船梁に打ちつけてある廻送板(まわしおくりいた)を見ると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...府中で手びろく物産廻送(ぶっさんかいそう)をやっている近江屋(おうみや)鉄五郎というのがあります...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...近江屋の廻送で、わざわざ越後から早駕籠で取りよせたということで」「四人の襟を嗅いでみると、いかにも生ぐさい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...おまけに編輯者からわざわざ僕の手許まで中西氏の原稿が廻送された以上一言挨拶して中西氏の誤解を解く責任があるように感じられる...
平林初之輔 「中西氏に答う」
...先の一輛は廻送車だつたのだ...
平山千代子 「汽車」
...いつもより早く到着いたしましたから早速廻送いたしました...
牧野信一 「〔婦人手紙範例文〕」
...薬瓶とブロバリンと二三個のトランクと廻送される郵便と...
牧野信一 「読んだ本」
...――おお、広海屋! あの人は、いつぞやの、わしの言葉を、どう聴いたであろう!上方持米(かみがたもちまい)の、江戸廻送を、ほんとうに行(や)ったであろうか?孤軒老師のおしえで、広海屋と長崎屋を、深刻に噛み合せるために計った、あの策略が、どんな功(こう)を奏したか、もう結果がわかるころであった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あっちから廻送されるお手紙が大変に待ちどおしく思われます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...タヒチ島に廻送されてあつた郵便物で故郷の様々な窮状を知り...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...すぐ浜松へ廻送され...
吉川英治 「新書太閤記」
...これを一船隊で海上から廻送したが...
吉川英治 「新書太閤記」
...隣県城(うんじょう)の県役署へも廻送されて来たのだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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