...「廻送」は日本郵便や運送会社が荷物や郵便物を集荷してから配達先まで回すことを意味します...
...今日送った書類は、明日の廻送で届く予定です...
...廻送業務の効率性を高めるために、ルートの最適化が行われています...
...配達員は、自転車やバイクを使って廻送を行います...
...荷物の輸送状況を確認するために、オンラインで廻送状況を検索できます...
...出来るそばからそっちの方へ廻送しているらしいんだし...
犬田卯 「米」
...事の発端は政府が仏国に託して製造させた艦が廻送されて瀬戸内海に入りながら...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...一月四日夜金之助虚子先生○明治四十年一月十六日(葉書)寅彦が「枯菊の影」を送って来ましたから廻送します...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...7羅馬(ローマ)のホテルから廻送して来た...
谷譲次 「踊る地平線」
...雷の音が次第に急になって最後にドシーンと落雷したときに運拙(つたな)くその廻送中の品を手に持っていた人が「罰」を受けて何かさせられるのである...
寺田寅彦 「追憶の冬夜」
...ザンジバルのアメリカ領事から廻送してきたものでした...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...三番船梁に打ちつけてある廻送板(まわしおくりいた)を見ると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...近江屋の廻送で、わざわざ越後から早駕籠で取りよせたということで」「四人の襟を嗅いでみると、いかにも生ぐさい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...機関車と廻送車の間にはさまれて...
平山千代子 「汽車」
...方々へ廻送されながら...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...函館廻送に托した食糧その他にわがことのような責任を感じたのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...薬瓶とブロバリンと二三個のトランクと廻送される郵便と...
牧野信一 「読んだ本」
...警察ではおじさんからの原稿を廻送した封筒から住所が判ったらしく...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...東京から廻送して来た写真の女が開いている軽油ストーブ店が三の宮で発見されると同時に...
夢野久作 「老巡査」
...すぐ浜松へ廻送され...
吉川英治 「新書太閤記」
...これを一船隊で海上から廻送したが...
吉川英治 「新書太閤記」
...隣県城(うんじょう)の県役署へも廻送されて来たのだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...淀川から廻送され...
吉川英治 「宮本武蔵」
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