...小林宛に廻状を送り...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...麦蒔(むぎまき)やいつまで休む老一人しまひまで見ずに廻状(かいじょう)年の暮十一月十七日 大崎会...
高浜虚子 「五百五十句」
...五日前役所で忘年会の廻状がまわった...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...廻状(かいじょう)で用心していたっけ...
中里介山 「大菩薩峠」
...「御廻状写(うつし)の事」というものがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...節季々々その時々に廻状が出て諸方の貸元衆や旦那衆お出向きの上...
三好十郎 「斬られの仙太」
...廻状をまわして近村の住民を招いてこの話をして聞かせた...
柳田国男 「雪国の春」
...廻状(かいじょう)がきても...
吉川英治 「脚」
...……これから方々の村々へあなたが廻状して...
吉川英治 「鬼」
...これから夜明けにかけて、廻状をまわし、何とか父も説き伏せてみる...
吉川英治 「鬼」
...秘密裡に廻状がまわってゆくらしく...
吉川英治 「鬼」
...廻状して“――天皇...
吉川英治 「私本太平記」
...この廻状に接したとき...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の廻状(かいじょう)が届く前に...
吉川英治 「新書太閤記」
...一切』『大儀だった』明日(あした)の集合の廻状をまわして来たのである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...破門廻状がまわった事で...
吉川英治 「野槌の百」
...二十二汁講(しるこう)の廻状(かいじょう)はまわった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...廻状(かいじょう)が来ている」小倉庵は...
吉川英治 「松のや露八」
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