...「廻文」って知ってる?日本語の回文のことだよ...
...彼女は「たけやぶくし やまけみわさび まつたけやま」などの廻文を得意としている...
...小学生の時に、廻文大会で優勝したことがあるんだ...
...この本には、日本各地の廻文が掲載されているよ...
...英語の回文「A man, a plan, a canal: Panama.」を、日本語の廻文に翻訳したことがある...
...前の「マッキンレー」大統領が支那の開放という事について列国に廻文を発した...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...繍線挑(ちょう)し来たりて生くるを写すに似たり幅中の花鳥自ら天成当年錦を織るは長技に非(あら)ず倖(さいわい)に廻文を把(と)りて聖明を感ずとしてあった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「連城」
...二月朔日(ついたち)までに諸役人共悉(こと/″\)く伏見へ着到するように国々へ廻文を出させたので...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...益田少将方から廻文に及び...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...今日も在営部隊出発の廻文がまはつて来た...
種田山頭火 「其中日記」
...報道とは私信・廻文などと異り公共的なものを云い...
戸坂潤 「辞典」
...この禁令は元禄十七年(宝永元年)十二月二十八日ということで、その時の廻文に、「手紙ヲ以テ申入候、近年婚礼相済ミ候者、水振廻ノ祝儀ヲ為シ、近所ノ者寄リ集マリ、作法宜(よろ)シカラザル儀之(こ)レ有ル段相聞エ候、以後右ノ様子ノ族(やから)、之レ有ルニ於テハ、急度(きっと)、御吟味ヲ遂ゲラルベキ旨、仰セ出サレ候、向後、相慎シミ、作法宜シキ様ニ仕(つかまつ)ルベキ旨、御老中仰セ渡サレ候条、其ノ意ヲ得ラルベク候、以上」とあるによって見ると、この「水祝い」がかなり無作法なものになって、この慣例をいいことに、ずいぶん人に迷惑を及ぼす弊害が多かったものと見える...
中里介山 「大菩薩峠」
...憲兵隊と市役所の合作になる廻文で...
久生十蘭 「だいこん」
...かつ偽りの廻文を諸国へ放てば...
吉川英治 「三国志」
...廻文はその日に発せられた...
吉川英治 「三国志」
...「何だろ?」およそ仲間の廻文という見当はついていたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...おもむろに懐中(ふところ)から廻文を取り出して読んでみると――こよい...
吉川英治 「新書太閤記」
...廻文を飛ばしなどして...
吉川英治 「新書太閤記」
...廻文を認(したた)めて...
吉川英治 「新書太閤記」
...その廻文のうちに...
吉川英治 「新書太閤記」
...そんな主旨の廻文を...
吉川英治 「宮本武蔵」
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