...「建具屋さんに引き戸を取り付けてもらった...
...「建具屋に相談して、オーダーメイドの家具を作ってもらった...
...「建具屋に行って、ドアノブを買いに行こう...
...「引っ越して来たばかりで、建具屋を探していたところです...
...「建具屋から連絡が来たので、今度の土曜日に訪問することになった...
...この大きさには殆ど除外例がないが、而も提灯屋、菓子屋、樽屋、大工、建具屋、鍛冶屋その他ありとあらゆる職業が、この限られた広さの中で行われ、そしてそれらは皆道路に向って開いている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...荒物屋、煎餅屋、煙草屋、建具屋、そういう店に交って、出窓に万年青(おもと)を置いたしもた屋の、古風な潜(くぐ)りのある格子戸には、「焼きつぎ」という古い看板を掛けた家がある...
岩本素白 「寺町」
...この辺建具屋簾屋など多し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...跳(おど)り上って喜んだのは品川宿の建具屋の平吉という若い男で...
中里介山 「大菩薩峠」
...百両の富に当った品川宿の平吉という建具屋が...
中里介山 「大菩薩峠」
...建具屋の息子だそうで」「何? 丸屋? あの日本橋の坂本町のか? そいつは大変だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...建具屋の金次を死體からもぎ離して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...外から雨戸をこじ開けて入つた曲者が、お紋を殺してあんな死に恥まで曝(さら)させたとすれば、お紋をうんと怨んで居る男の仕業と見なければならず、お紋に心を寄せた男は、町内だけでも三人や五人でなく、中でも一番接近して居たのは、建具屋の金次と、上總屋の掛り人で、お紋に執拗(しつこ)く附き纒(まと)つたために、店から遠ざけられ、裏の空店(あきだな)を借りて、夜だけ其處へ泊つてゐる市五郎でなければなりません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それに對して、建具屋の金次は、同じ獨り者ながら、昨夜(ゆうべ)の不在證明が甚だ怪しく、一杯飮んで寢てしまつたでは、市ヶ谷の喜三郎は言ふまでもなく、八五郎さへも納得させられません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お紋を殺したのが――假(か)りにだよ――建具屋の金次だとしたら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...近頂建具屋の金次さんと一緒になる氣になつてゐたやうで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一軒は建具屋の金次が住んでをり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼女はいやいや乍ら建具屋へ料理を運んで行った...
細井和喜蔵 「女給」
...十一月十五日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕十一月十一日 第一〇五信今建具屋が来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「年が明けたら祝言をしよう、ということになりましたが」と藤吉は云った、「正月の松が取れるとすぐ、あっしは水戸へゆくことになった、水戸の相模(さがみ)屋という、海産物商の隠居所を建てる仕事で、大工、左官、建具屋など、二十人ばかりの職人を使うことになったんです、その下準備ができて、江戸を立つ三日まえのことでしたが、猪之が急におれも伴れていってくれと云いだしました」もう人選びはきまったからだめだ、頭梁が許しゃあしないと云いながら、ようすを見るとどうもおかしい...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...建具屋でもなければ呉服屋でもないんだ...
山本周五郎 「おれの女房」
...左官屋や建具屋などの仕事で...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...道修町(どしょうまち)というところの建具屋へひとまず草鞋(わらじ)をぬぎ...
山本周五郎 「柳橋物語」
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