...ゆとりのある生活を送るためには、廃帝のように贅沢はできない...
...彼は自分が廃帝のようになっていくのを感じている...
...かつての廃帝が今も尊敬を受けている...
...廃帝のころから、この土地はますます荒れてしまった...
...廃帝の歴史は多くの教訓を提供してくれる...
...古くは、ドイツ廃帝...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...廃帝ニコライが聞いたであろう寺院の鐘をきいた...
谷譲次 「踊る地平線」
...独逸(ドイツ)廃帝も付け狙ってみたし...
谷譲次 「踊る地平線」
...廃帝故事を調査したといわれた塙(はなわ)次郎の暗殺...
服部之総 「新撰組」
...ボルシェヴィキの前衛をもって任じているウラル軍団・労働者・農民の代表者達はエカテリネンブルグを無視して廃帝をトボルスクへ移したことに不満を感じ...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...場合によっては廃帝の一行をここへ留置しようと申し合せ...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...廃帝はアレクシスを抱いて部屋から部屋へ朝まで歩きまわっているようなこともあった...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...廃帝は二十何年たくわえていた髯を短く刈ってしまった...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...合せて十一人が廃帝を先頭に列をつくって食堂へ出てきた...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...廃帝は皇后に腕を貸していた...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...恐多(おそれおほ)くも廃帝之説を唱へ...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...ニコラス廃帝が、内親王は何人(いくたり)も持っておられたにも拘(かか)わらず、皇子(おうじ)としては今年やっと十五歳になられた皇太子アレキセイ殿下以外に一人も持っておられなかったことです...
夢野久作 「死後の恋」
...もしニコラス廃帝に...
夢野久作 「死後の恋」
...廃帝の弑逆(しいぎゃく)と誤り伝えられている事を...
夢野久作 「死後の恋」
...陰謀とは何か」「廃帝の議をひそかに計るのが陰謀でなくてなんだ」袁紹も負けずに呶鳴った...
吉川英治 「三国志」
...春園走獣(しゅんえんそうじゅう)一まだ若い廃帝は...
吉川英治 「三国志」
...さあ一盞(さん)おあがりなさい」携えてきた一壺の酒を取り出して杯を強(し)いると、廃帝は、眉をひそめて、「それは毒酒であろう」と、涙をたたえた...
吉川英治 「三国志」
...すでに廃帝たる院の院宣などは反古(ほご)にひとしい...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索